ジャッジ超え「406」ペース 大谷が達成間近な歴史的記録たち、ド軍記録「94」&日本人初の偉業も
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)まで行われた10連戦で大活躍を見せ、節目となった「50-50」を飛び越え、記録を53本塁打&55盗塁の「53-55」にまで伸ばした。レギュラーシーズン残り6試合でどこまで伸びるかが話題の中、他にも達成間近な“3つの大記録”への挑戦にも注目が集まっている。
米メディアが可能性に言及
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)まで行われた10連戦で大活躍を見せ、節目となった「50-50」を飛び越え、記録を53本塁打&55盗塁の「53-55」にまで伸ばした。レギュラーシーズン残り6試合でどこまで伸びるかが話題の中、他にも達成間近な“3つの大記録”への挑戦にも注目が集まっている。
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前人未到の「50-50」を超え、22日のロッキーズ戦を終えて「53-55」にまで記録を伸ばしている大谷。他にも迫っている大記録はまだまだ多い。MLB公式サイトは「シーズン最終週に懸かる10のこと」との見出しで記事を掲載。「オオタニとジャッジは400塁打を達成できるか?」として「塁打数」に注目した。
「オオタニとジャッジは400塁打を達成できるか?」という小見出しでの記事には「信じられないかもしれないが、ショウヘイ・オオタニはさらなる歴史を作るペースにいる。50-50に加え、400塁打達成の可能性がある。2001年にサミー・ソーサ(425)、ルイス・ゴンザレス(419)、バリー・ボンズ(411)、トッド・ヘルトン(402)が達成して以来生まれていない」と近年の「400塁打」達成者を紹介。可能性が低くなったジャッジと比較し「オオタニはメジャートップの391塁打で406塁打ペースで来ている」とし、23年ぶりの大台突入の可能性に言及している。
さらに記録がかかっているのは「長打数」。米スポーツメディア「SBネーション」のドジャース専門サイト「トゥルー・ブルー・LA」は全米野球記者協会員のエリック・スティーブン記者著の記事内で「オオタニは94長打を放ち、1930年にベーブ・ハーマンが樹立したドジャースの球団記録に並んだ」と紹介した。記事では1シーズンで90本以上の長打を放ったことがあるのは球団史上3人だけであるとし、「オオタニがあと6本の長打を放てば、100長打を記録したメジャー16番目の例となる」とも伝えている。
もう一つ、達成を狙うのが「トリプルスリー」。直近4試合で18打数14安打という驚異的な成績で、.287だった打率は.301にまで上昇。大リーグでの達成者には昨季のロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス=打率.337、41本、73盗塁)らがいるが、日本人はまだ成し遂げたことがない。残り試合で変動する数字だけに予断は許さないが、達成への期待は高まっている。
(THE ANSWER編集部)