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大谷翔平が並んだ94年前の球団記録「94」 LAメディアは称賛、あと「6」でメジャー16度目の快挙も

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)まで行われた10連戦で大活躍を見せ、節目となった「50-50」を飛び越え、記録を53本塁打&55盗塁の「53-55」にまで伸ばした。レギュラーシーズン残り6試合でどこまで伸びるかが話題の中、米メディアはすでに球団記録と並んでいる数字に注目。“環境”の違いを比較したうえで、大谷の記録の価値を称賛する一方で、もう一つの球団記録更新には「卓越した1週間が必要」と見ている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

米メディアが紹介

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)まで行われた10連戦で大活躍を見せ、節目となった「50-50」を飛び越え、記録を53本塁打&55盗塁の「53-55」にまで伸ばした。レギュラーシーズン残り6試合でどこまで伸びるかが話題の中、米メディアはすでに球団記録と並んでいる数字に注目。“環境”の違いを比較したうえで、大谷の記録の価値を称賛する一方で、もう一つの球団記録更新には「卓越した1週間が必要」と見ている。

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 歴史的偉業の節目となる「50-50」を飛び越え、前人未到の本塁打と盗塁のシーズンコンボ記録を「53-55」まで伸ばしている大谷。直近4試合で18打数14安打(打率.778)、5本塁打、13打点、9得点、長打率1.722、OPS2.522と打ちまくった。米スポーツメディア「SBネーション」のドジャース専門サイト「トゥルー・ブルー・LA」は全米野球記者協会員のエリック・スティーブン記者著の記事で「オオタニは94長打を放ち、1930年にベーブ・ハーマンが樹立したドジャースの球団記録に並んだ」と伝えている。

 記事ではハーマンの時代と現在の“環境”に言及。「1930年のナ・リーグは打撃に対して最もフレンドリーな年だった。リーグ平均でチームは5.68得点で1900年以降両リーグ通じて最高だった」「比較として、今季のナ・リーグは同4.52得点。なので、ハーマンの打率.393、出塁率.455、長打率.678での165wRC+は素晴らしいが、今季の大谷の177wRC+には及ばない」と大谷の記録の価値の高さに言及している。

 ハーマンは「塁打数」の球団記録も保持しており、記事では「もしも、オオタニがあと9塁打を記録すれば2001年以降メジャーで初の400塁打を達成した選手となる。1930年にハーマンがマークした球団記録の416塁打を破るには卓越した1週間が必要となるだろう」と指摘。「オオタニがあと6本の長打を放てば、100長打を記録したメジャー16番目の例となる」とも紹介している。

(THE ANSWER編集部)


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