球界にも衝撃与えた「50-50」達成

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は23日（日本時間24日）、ナ・リーグの週間MVPに選出された。伸び続ける記録は「53本塁打＆55盗塁（53-55）」に到達。偉業達成には、球界からも感嘆の声が漏れている。

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　米テキサス州地方紙「ザ・ダラス・モーニング・ニュース」は「レンジャーズがショウヘイ・オオタニの50-50に反応」との見出しで記事を掲載。19日（同20日）の敵地マーリンズ戦で、大谷が6打数6安打10打点、3本塁打2盗塁の大暴れで史上初の「50本塁打＆50盗塁」を達成したことへのレンジャーズ内部の反応を紹介した。

　史上6人目のワールドシリーズ（WS）4制覇を誇るブルース・ボウチー監督は「歴史的だ。見たことがないもの。彼のやっていることも、それを簡単そうにやってしまうことも驚異的だよ。本塁打だけでなく盗塁もだ」と称賛。「昨日逆方向へ打ったけど、まるで、リトルリーグでプレーしているかのようだった。それほど簡単そうにスイングして見せたんだ」と50号の打球に脱帽していた。

　2020年と2023年のWSでMVPを受賞したコーリー・シーガー内野手は「感銘を受けないのは難しいよね。球界にとっても良いことだ」と喝采。昨年オールスターに選出されたジョシュ・ヤン内野手も「彼は唯一無二の存在だ。どこに分類すればいいのか分からないよ」とし、「3発目が最も印象的だった。野手から110マイル（実際には113.6マイル）の打球を2階席に打ち込んだ。『オーマイガー』って感じだよ」と興奮を伝えていた。