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【名珍場面2018】香川真司を労うベルギー10番の姿が美しい 海外メディアが公開「なんとも気品ある」

2018年も、もう残り僅か。様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2018」。今回はサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会でのワンシーンだ。決勝トーナメント1回戦で日本代表はベルギーに2-3で敗れ、史上初の8強進出を逃した。

香川真司【写真:Getty Images】
香川真司【写真:Getty Images】

「スポーツ界の名珍場面総集編」―W杯運命のベルギー戦の試合終了直後に感動的なシーンが

 2018年も、もう残り僅か。様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2018」。今回はサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会でのワンシーンだ。決勝トーナメント1回戦で日本代表はベルギーに2-3で敗れ、史上初の8強進出を逃した。最後は後半アディショナルタイムにカウンターから決勝点を許した。死力を尽くして戦い抜いた両チームは、試合後には健闘をたたえ合ったが、海外メディアがスポットライトを浴びせた感動的な瞬間は大きな反響を呼んだ。

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 今でも鮮明に思い出す場面だ。“赤い悪魔”の前に衝撃の逆転負け――。精魂尽き果てたのだろう。すぐには現実を受け入れられなかったのかもしれない。MF香川真司はピッチに仰向けに寝転がり、天を仰いだ。日本が誇る10番のもとに歩み寄ったのはベルギーの10番だった。

 エデン・アザールは目を閉じる香川を労うように、顔を覗き込みながら、何事か声をかけている。そして手を差し伸べて、力強い握手を交わしている。またロメル・ルカクも香川の元に歩み寄って、握手しながら、体を引き起こしている。ほかにもケビン・デブライネがうなだれる昌子を労う場面もあった。

 試合が終われば、相手をリスペクトし合うもの同士。試合後の美しいスポーツマンシップの光景を、英公共放送「BBC」の番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」公式ツイッターが数枚の写真と共に公開。「試合終了の笛が鳴ると、ベルギーの選手たちは精根尽き果てた日本代表を慰めた。なんとも気品あることだ」とつづった。

 この画像に海外ファンも感動し「素晴らしきスポーツマン」「真の男だ」「美しい」「真のプロ」などとコメントがつけられていた。

 ベルギーの選手にとって、日本の選手はリスペクトの対象だったことは間違いない。日本人にとっては、悔しくも誇らしい大会の思い出深いシーンだった。

(THE ANSWER編集部)


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