5試合連続の盗塁成功

　米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は22日（日本時間23日）、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第2打席で右前打を放ち出塁すると、続くベッツの打席で今季54個目の盗塁を記録した。18日（同19日）のマーリンズ戦から実に5試合連続の盗塁成功に、地元局の放送席が「素晴らしいリードからの走り出し」と絶賛している。

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　大谷は初回の打席で左前打を放ち、3回の第2打席では強烈なゴロが二塁手のグラブの下を抜け右前へ。続くベッツの打席で二盗を成功させた。これを大興奮で伝えたのが、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席だ。

　実況のスティーブン・ネルソン氏が「大谷が走った！　54個目の盗塁成功だ」と絶叫すると、通算204勝のドジャースOBで解説を務めたオーレル・ハーシュハイザー氏は「素晴らしいリードからの走り出しだった。塁の外側にスライディングしていきます。いつも右翼側から、つま先から入る」と、大谷の技術を絶賛した。

　シーズン盗塁の日本人記録は、イチロー氏がマリナーズ時代の2001年に残した56個で、大谷はこれにあと「2」と迫った。