「60-60はまだ可能だ」 メジャー125年で史上初、50-50超えてもまだ作る大谷の大記録に米衝撃
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の敵地マーリンズ戦で2試合ぶりの今季49号から3打席連続本塁打を放ち、2盗塁も成功させて今季51盗塁とし、大リーグ史上初となる「50本塁打&50盗塁」を飛び越え、一気に「51-51」にまで到達した。空前絶後の記録に目が行く一方、その裏ではさまざまな史上最多記録も樹立。米記者がSNS上で立て続けに数々の記録を紹介すると、海外ファンからは「彼には独自のリーグが必要だ」「常軌を逸している」といった声が集まっている。
敵地マーリンズ戦で達成
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の敵地マーリンズ戦で2試合ぶりの今季49号から3打席連続本塁打を放ち、2盗塁も成功させて今季51盗塁とし、大リーグ史上初となる「50本塁打&50盗塁」を飛び越え、一気に「51-51」にまで到達した。空前絶後の記録に目が行く一方、その裏ではさまざまな史上最多記録も樹立。米記者がSNS上で立て続けに数々の記録を紹介すると、海外ファンからは「彼には独自のリーグが必要だ」「常軌を逸している」といった声が集まっている。
常に想像の斜め上を行く大谷らしい記録達成までの歩み。3打席連続アーチを含む自身初の1試合6安打、10打点で一気に「51-51」まで数字を伸ばしたことは大きな衝撃と感動をもたらした。それ以外にも、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は自身のX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニは、1シーズンで少なくとも1本塁打&1盗塁した試合数を13として、リッキー・ヘンダーソンが持つ史上最多記録に並んだ。ヘンダーソンは1986年に達成」と投稿するなど、空前の記録ラッシュとなっている。
これまでも数々の大谷の記録を紹介し続けてきたMLB公式のサラ・ラングス記者も、自身のXで新記録を次々と紹介。「ショウヘイ・オオタニは今季、440フィート以上の本塁打を13本打っている」「これは2015年のスタットキャストによる計測開始以降、ドジャース選手の最多記録。ジョク・ピーダーソンの12本と並んでいたのを更新した」とドジャース記録を塗り替えたことを紹介すると、この日2盗塁した大谷の総塁打数が17だったことについて「1901年以降、複数盗塁を記録した試合で最多の総塁打数」と記し、それまでの最高が「1995年5月28日のカーク・ギブソンと、1919年6月4日のブラッゴ・ロスの11」と大差がついたことに触れた。
他にもラングス記者は「MLBの歴史上、50本塁打を挙げたシーズンでの最多盗塁記録 2024年 ショウヘイ・オオタニ:51(51本塁打) 2007年 アレックス・ロドリゲス:24(54本塁打) 1955年 ウィリー・メイズ:24(51本塁打)」「ショウヘイ・オオタニは少なくとも1901年以降、1試合で5安打以上、複数本塁打、複数盗塁を記録した初めての選手」と投稿した。
ラングス記者の投稿内容には米ファンも驚くばかり。「素晴らしい。60-60はまだ可能だ」「彼には彼独自のリーグが必要だ。それほどにすごい」「異次元だ」「この投稿が全てだ。非現実的な選手だ」「まったくもって常軌を逸している」「我々は歴史を目撃できて幸せだ」といった反響が寄せられている。
(THE ANSWER編集部)