ドジャースが118年で2度目の珍勝利 4安打9得点にロバーツ監督驚き「二度と見られるかわからない」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地ブレーブス戦に「1番・DH」で4打数無安打、1四球2三振ながら2打点を積み上げた。4試合ぶりの48号本塁打はお預け。盗塁も48個のままとなったが、チームは9-0で2連勝した。わずか4安打で9得点は球団史上2度目の珍勝利。デーブ・ロバーツ監督は「二度と見られるかわからない出来事」と笑った。
大谷翔平が「1番・DH」で出場
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地ブレーブス戦に「1番・DH」で4打数無安打、1四球2三振ながら2打点を積み上げた。4試合ぶりの48号本塁打はお預け。盗塁も48個のままとなったが、チームは9-0で2連勝した。わずか4安打で9得点は球団史上2度目の珍勝利。デーブ・ロバーツ監督は「二度と見られるかわからない出来事」と笑った。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
ドジャースは3回に暴投で先制。5回には無死二塁からロハスが適時右前打を放ち、2点目を挙げた。なおも1死一、三塁で大谷の併殺崩れの間に追加点。7回1死満塁では、大谷のゴロを処理した二塁手が本塁に送球したが、野選で大谷に打点がついた。続くベッツの中犠飛で5点目。T・ヘルナンデスが適時右前打、フリーマンも3ランで続き、4安打ながら9得点の大勝だった。
米放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」によると、4安打9得点は1906年以降、ドジャース史上2度目(2021年6月4日のブレーブス戦以来)という。全米野球記者協会員のエリック・スティーブン記者もXで「ドジャースは1901年以降、4安打以下で9得点以上を挙げた7度目のMLBチーム」と紹介した。試合後に会見したロバーツ監督は、大谷の無安打2得点を含め、驚きを口にした。
「そうだね、ショウヘイは試合の勝利に貢献してくれた。彼のラインナップにおける存在は重要だ。いくつかの得点を生み出してくれたしね。4安打ではたくさん点は獲れないし、多くの試合には勝てないが、走者がたくさんいたと思う。(大谷の2打点目に貢献した三走の)ロハスの話もしたように、我々はうまく塁を回った。うまく守備をしたし、いい投球もした。二度と見られるかわからない出来事だったね」
ドジャースは17日(同18日)から敵地でマーリンズと3連戦を迎える。
(THE ANSWER編集部)