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ド軍1-10大敗も…ロバーツ監督は温存策強調「今後勝つために」 負傷者続出で苦しい台所事情

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地ブレーブス戦に「1番・DH」で2打数無安打1三振、1四球だった。大差をつけられ、7回で途中交代。2試合ぶりの48号本塁打はお預けとなり、チームも1-10で2連敗となった。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「今後の試合で勝つために健康でプレーできる選手をできるだけ多く持っておかなければいけない」と選手のやりくりに苦しさを垣間見せた。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

大谷翔平は2打数無安打

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地ブレーブス戦に「1番・DH」で2打数無安打1三振、1四球だった。大差をつけられ、7回で途中交代。2試合ぶりの48号本塁打はお預けとなり、チームも1-10で2連敗となった。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「今後の試合で勝つために健康でプレーできる選手をできるだけ多く持っておかなければいけない」と選手のやりくりに苦しさを垣間見せた。

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 ドジャースは先発フラハティが3回4失点KO。6回から守護神フィリップスを3番手としてマウンドに上げたが、5失点した。大差がついた終盤はロハスとキケ・ヘルナンデスの野手2人が継投。打線も今季16勝3敗でサイ・ヤング賞候補に挙がる相手先発左腕セールに6回で1点しか奪えず。計7安打を放ちながら1得点に留まった。

 試合後、指揮官は監督室で取材対応。4四球だったフラハティについて「球速はよかったと思った。ただ制球の部分だと思う。ストレートが外れて不利なカウントになり、試合序盤で強い圧力がかかってしまった。4四球は彼らしくない。ピッチカウントがあのようにかさんでしまうと厳しい」と振り返り、こう続けた。

「全体的に見て、先週から我々は良い守備ができていない。プレーオフを争うチームと対戦しているがクリーンな野球をしなければ。守備のせいで出塁される場面が多い」

 チームはエース右腕グラスノーが右腕負傷で今季絶望。投手陣に故障者が続出し、10月に不安を残す。指揮官は苦しい台所事情に対し、「今いる選手たちを確認して、今後の試合で勝つためにとっておいたり、健康でプレーできる選手をできるだけ多く持っておかなければいけない。キケ(エルナンデス)とミギー(ロハス)が2回を投げてくれた。とても重要なことだ」と温存策を辞さない構えだ。

 先発が試合をつくれない日が多く、「緊急性を感じるか」との問いには、「緊急性は感じる。良い守備をするところから。負けている試合でリリーフ投手を使わなければいけないのは理想的ではないよね」とした。

 一方、フラハティは自身にかかる重圧について問われ「いいや、ただチームが勝てるチャンスをもたらすだけ」と淡々。「今日はそれができなかった。クリス・セール相手に1-1の状況で3失点してしまった。不満が溜まるよ」と声を振り絞った。

(THE ANSWER編集部)


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