ジャッジのパワー、ウィットJr.のスピードを詰め込んだのが大谷と主張

　米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は、今季47本塁打、48盗塁を記録中だ。前人未到の「50-50」も達成濃厚とみられる中、改めて注目されるのがその万能ぶり。米大手ブックメーカーの「ファンデュエル」が、8人分の役割を果たしていると指摘する画像をX（旧ツイッター）に投稿すると“大谷大好き”アナリストとして知られるベン・バーランダー氏が即反応している。

「ファンデュエル」が投稿したのは、理想の野球選手を示した1枚のイラスト。ジャッジ（ヤンキース）のパワー、アラエス（パドレス）のコンタクト能力、ウィットJr.（ロイヤルズ）のスピード、デラクルーズ（レッズ）の個性など、球界でトップとみなされる8人の能力が記されている。

　その上で「完璧なMLBプレーヤー ベン・バーランダー氏に問う　変えるところはありますか？」と質問すると、米放送局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏からすぐに「全部詰め込んだらショウヘイ・オオタニのできあがり」との回答が寄せられた。

　これには米ファンから「じゃあなんで彼はここにないの？」というツッコミが。たしかに8つの能力に大谷の名前はない。これをバーランダー氏は「愚問」とバッサリ。

「ショウヘイ・オオタニは球界最高の投手か（健康ならば）？」「ノーだ」
「ショウヘイ・オオタニは球界最高の打者か？」「ノーだ」
「しかし彼はトータルで最高の選手か？」「イエス」

　続けて以上のように投稿し、総合力で大谷が球界最高の選手なのだと称えている。