米マイナーで“怪事件” サイン漏洩したルーキー捕手が1か月でクビ…米報道「選手を驚かせた」
米大リーグのツインズは、今年7月のドラフト会議で6巡目指名したばかりのデレク・ベンダー捕手を解雇した。米メディアがその意外な理由も含めて報じている。マイナーリーグでの試合中、打席に立つ相手打者に球種をばらしていたのが原因だという。
敗戦でPO消滅
米大リーグのツインズは、今年7月のドラフト会議で6巡目指名したばかりのデレク・ベンダー捕手を解雇した。米メディアがその意外な理由も含めて報じている。マイナーリーグでの試合中、打席に立つ相手打者に球種をばらしていたのが原因だという。
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米スポーツ専門局「ESPN」が伝えている。記事は情報筋の話として「ミネソタ・ツインズは、プレーオフ争いから敗退する原因となった先週の試合で、打席中に相手打者に球種をばらしたとして、マイナーリーグ捕手デレク・ベンダーを木曜日に解雇した」とした。
21歳のベンダーは、コースタル・カロライナ大学から7月のドラフトでツインズの6巡目(全体188位)指名を受けプロ入り。傘下A級のフォートマイヤーズ・マイティマッスルズで8月からプレーしていた。19試合に出場し打率.200、2本塁打の成績を残している。
記事によれば、ベンダーは現地時間6日にタイガース傘下レイクランドとのダブルヘッダー第2試合に先発出場した。この中で、複数の打者に先発のロス・ダン投手が投げる球種をばらしていたのだという。ダンは1回2/3を投げ4失点KOを食らい、そのままレイクランドが6-0で勝利。フロリダ・ステートリーグの優勝を決め、同時にマイティマッスルズのプレーオフ進出を阻止した。
ベンダーが“サイン漏洩”をしているという事実は、レイクランドのコーチ陣からフォートマイヤーズ側へ伝えられた。記事はこのような事件が起きた背景を「ベンダーの行動はレイクランドの選手を驚かせ、フライングタイガースによる不正行為ではない。関係者によると、ベンダーはチームメイトにシーズンを終わらせたいと話していたという」と伝えている。
(THE ANSWER編集部)