日本に0-7→10人サウジに苦杯、中国サッカー監督に異例の責任追及 官製メディア「将の無能が…」
サッカーのFIFAワールドカップ2026北中米大会アジア最終予選は現地10日、中国がホームでサウジアラビアに1-2で敗れ、最終予選2連敗となった。初戦の日本戦に0-7で大敗した後、サウジアラビアには先制し、さらに相手が10人となる優位な展開からまさかの逆転負け。これには母国の官製メディアが「イバンコビッチ監督は敗戦の責任を免れがたい」と指揮官の責任を指摘する事態になっている。
FIFAワールドカップ2026アジア最終予選
サッカーのFIFAワールドカップ2026北中米大会アジア最終予選は現地10日、中国がホームでサウジアラビアに1-2で敗れ、最終予選2連敗となった。初戦の日本戦に0-7で大敗した後、サウジアラビアには先制し、さらに相手が10人となる優位な展開からまさかの逆転負け。これには母国の官製メディアが「イバンコビッチ監督は敗戦の責任を免れがたい」と指揮官の責任を指摘する事態になっている。
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中国は前半14分に相手のオウンゴールで先制。さらにサウジアラビアのモハメド・カンノが接触プレーで倒れた後、中国選手の腹部付近を蹴ったことで同19分にレッドカード。退場処分で中国は数的優位に立った。ただ、同39分に追いつかれると、後半45分にCKからヘディングで叩き込まれて1-2で逆転負け。ホームの中国ファンも愕然とした様子を見せた。
11日に共産党機関紙の「人民日報」が公開した評論を、同国メディア「新浪財経」など複数のメディアが報道。その中身としては「本来、ポイントが得られるはずであった試合に敗れたことにつき、中国チームのイバンコビッチ監督は敗戦の責任を免れがたい。将の無能が三軍を疲弊させた」と、ブランコ・イバンコビッチ監督の責任が指摘されていたという。
「中国チームはこの試合で、1戦目の惨敗の暗い影からほぼ抜け出すことができ、見事なメンタルを見せていた」と、0-7とショッキングな敗戦を喫した日本戦から選手たちが立ち直っていたと指摘。「それにもかかわらず、監督が適切な指揮をせず、好機を生かしポイントを獲得することができなかった」と、イバンコビッチ監督がそれを無駄にしたと批判されていた。
(THE ANSWER編集部)