17歳平野美宇、五輪6度出場の41歳圧倒も 24歳差対決は「とてもナーバスでした」
予選ラウンドで「29歳差対決」が話題となったベテラン撃破、2回戦も突破
相手のオショナイケは予選ラウンドで、日本国籍を持つ埼玉在住の12歳、小野立夢(フィリピン)と対戦。41歳のママさん選手にとって、息子より2歳若い少女を破った。12歳VS41歳という「29歳差対決」が国際卓球連盟(ITTF)の公式サイトで紹介されるなど、大きな話題を呼んでいた。
そんな経験豊富な選手を破り、平野はこうも語ったという。
「彼女はとても良い選手ですし、彼女との一戦がトーナメントを勝ち抜く上での私の自信を深めてくれることを願ってます」
その後の2回戦でも難なくストレート勝ちで3回戦進出を決めた。今大会は海外メディアからも優勝候補の一角に挙げられ、注目を浴びている17歳。優勝すれば、女子シングルでは日本勢48年ぶりの快挙となる。
緊張感の漂った「24歳差対決」を制し、世界の頂点へ駆け上がれるか。平野美宇の挑戦が始まった。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer