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7億ドル男・大谷らに投げる相手に同情「歩かせても3.5億…彼も野球上手いからね」 ド軍投手が痛快ジョーク

米大リーグ・ドジャースの上位打線の豪華さに、同僚も舌を巻いた。1番打者・大谷翔平投手を敬遠しても、次に続くのはムーキー・ベッツ内野手。ウォーカー・ビューラー投手は「7億ドルの男を歩かせて、3億5000万ドルの男と勝負しなきゃいけないのは厳しい状況だね」と対戦相手に同情していた。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ビューラーが対戦相手に同情

 米大リーグ・ドジャースの上位打線の豪華さに、同僚も舌を巻いた。1番打者・大谷翔平投手を敬遠しても、次に続くのはムーキー・ベッツ内野手。ウォーカー・ビューラー投手は「7億ドルの男を歩かせて、3億5000万ドルの男と勝負しなきゃいけないのは厳しい状況だね」と対戦相手に同情していた。

 投手にとっては地獄のような打線だろう。3日(日本時間4日)の敵地エンゼルス戦。ドジャースは1番大谷、2番ベッツ、3番フレディ・フリーマン内野手とリーグMVP経験者3人を上位に並べた。延長10回、ドジャースが1点を勝ち越し、2死二塁で大谷を打席に迎えるとエンゼルスは申告敬遠を選択。球場がブーイングに包まれる中、ベッツは初球を捉え、試合を決める15号3ランを左中間へ運んだ。

 試合は6-2でドジャースが勝利。大谷を歩かせる采配は、結果的に裏目となった。カリフォルニア地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「ショウヘイ・オオタニがアナハイムに帰還する中、ムーキー・ベッツが本塁打でドジャースを勝利に導く」と題する記事を掲載。ベッツが自分の前で敬遠されるのは、レッドソックス時代の2016年に2度デービッド・オルティス外野手が歩かされて以来、8年ぶり3度目だったという。

 記事によると、ドジャースの先発ビューラーは「7億ドルの男を歩かせて、3億5000万ドルの男と勝負しなきゃいけないのは厳しい状況だね」と相手に同情するコメントを残した。10年総額7億ドル(約1014億円=契約当時)契約の大谷を避けても、続くのは12年総額3億6500万ドル(約390億1000万円=契約当時)契約のベッツ。「彼もかなり野球上手いからね」と同僚はジョークを飛ばしたという。

(THE ANSWER編集部)


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