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棒高跳び世界一男、100m全力疾走で「10.37」に世界が衝撃「人間じゃない!」 あのワーホルムに完勝

世界一高く飛ぶ男は、走っても速かった。パリ五輪の陸上棒高跳び金メダリスト、アルマント・デュプランティス(スウェーデン)が、ダイヤモンドリーグ(DL)チューリッヒ大会に向けたエキシビションで100メートル走に挑戦。10秒台で駆け抜けた姿に、世界中から反響が集まっている。

エキシビションで100メートル走を行ったアルマント・デュプランティス(左)とカールステン・ワーホルム【写真:ロイター】
エキシビションで100メートル走を行ったアルマント・デュプランティス(左)とカールステン・ワーホルム【写真:ロイター】

400m障害東京金ワーホルムと100m走で対決

 世界一高く飛ぶ男は、走っても速かった。パリ五輪の陸上棒高跳び金メダリスト、アルマント・デュプランティス(スウェーデン)が、ダイヤモンドリーグ(DL)チューリッヒ大会に向けたエキシビションで100メートル走に挑戦。10秒台で駆け抜けた姿に、世界中から反響が集まっている。

 今夏のパリで世界新記録の6メートル25センチを記録したデュプランティスは、スイス・チューリヒで行われたエキシビションにて、男子400メートル障害の世界記録保持者で、ロンドン、東京両五輪金メダリストのカールステン・ワーホルム(ノルウェー)と100メートル走で対戦した。

 レースは、本職顔負けの低姿勢からスタートを決めたデュプランティスがグングンと加速。最後は右隣のレーンを走るワーホルムの方を振り向く余裕を見せながらゴール。10秒37の好タイムで駆け抜け、見事勝利を飾った。

 このエキシビションは、昨年のDLモナコ大会で起きた「どちらが速そうか」という冗談交じりのやりとりをきっかけに、両選手が所属するレッドブルとプーマの協力で実現したもの。異例ともいえる別種目の金メダリスト同士の戦いは注目を集めていた。

 この世紀の一戦で“鳥人”が見せた、地上での見事な走りに、世界中のファンが熱狂。SNS上には、「なんてレースだ!」「彼は人間じゃない!」「短距離走者でさえないのに、これはかなりクレイジーなタイムだ」「10.37だと?! とんでもないアスリートだ」「彼にできないことはあるのか???」など、驚きの反応が並んでいた。

(THE ANSWER編集部)

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