両者流血の激闘初防衛から一夜「試合を楽しんだ」 武居由樹が再出発へ「経験を力に変えたい」
次戦は12月の井上尚弥興行か
比嘉を指導する野木丈司トレーナーの階段トレーニングには、過去に武居と師匠の八重樫トレーナーも参加するなど親交が深い相手だった。武居は「本当に一緒にトレーニングして本当に良い方だったし、試合中も楽しくできた。練習、試合も含め感謝しかない」と心境を語った。
バンタム級は武居のほか、WBAに井上拓真(大橋)、WBCに中谷潤人(M.T)、IBFに西田凌佑(六島)が就き、全4つの王座を日本人が独占。拓真は10月13日に元日本王者・堤聖也と3度目の防衛戦を予定し、那須川天心も同級で世界獲りを見据える。武居は勝利後のリングで那須川の次戦勝利を願い、「やりたい気持ちが強い」と近い将来の対戦を望んでいた。
大橋秀行会長は12月に都内開催で計画中の井上尚弥興行に武居の次戦を組み込むか検討中。武居は1週間は休養の方針だが、「カット以外は大きな怪我はない。早めに再開して次の試合も勝てるように頑張りたい」と先を見据えた。
(THE ANSWER編集部)