[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

紀平梨花、衝撃Vの瞬間に大興奮だった米五輪女王「なんてシーズンなのでしょう!」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで浅田真央以来、日本勢13年ぶりのシニア1年目Vという偉業を達成した紀平梨花(関大KFSC)。平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)を破り、ビッグタイトルを獲得したが、98年長野五輪女子金メダリストのタラ・リピンスキー氏も「なんというシーズンなのでしょう! 圧倒的です」と脱帽している。

シニア1年目のファイナル制覇を達成した紀平梨花【写真:Getty Images】
シニア1年目のファイナル制覇を達成した紀平梨花【写真:Getty Images】

フリーの演技に脱帽していたリピンスキー氏「これは圧倒的です」

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで浅田真央以来、日本勢13年ぶりのシニア1年目Vという偉業を達成した紀平梨花(関大KFSC)。平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)を破り、ビッグタイトルを獲得したが、98年長野五輪女子金メダリストのタラ・リピンスキー氏も「なんというシーズンなのでしょう! 圧倒的です」と脱帽している。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 バンクーバーの地で表彰台の頂点に立った紀平。米国で中継していた「NBCスポーツ」で解説者を務めた元女王リピンスキー氏はこの時、驚異の16歳に驚きを隠し切れずにいた。

 150.61点を叩き出したフリー「Beautiful Storm」を笑顔で演じ切った紀平について、ジョニー・ウィアー氏とともに解説を務めたリピンスキー氏は「なんというシーズンなのでしょうか! このスケーターにとっては。これは圧倒的です」と声を弾ませた。

 シニア初参戦となったオンドレイネペラ杯でいきなり優勝。そこからGPシリーズのフランス杯、NHK杯と連覇し、凄まじい勢いでバンクーバーに乗り込んでいた。

 ザギトワとの16歳対決を制覇した紀平。来年3月に世界選手権(埼玉)を控えているが、リピンスキー氏は「世界選手権にGPファイナルの金メダルを携えて突入することで、彼女は格好の足がかりを手にすることができます」と太鼓判。怒涛の勢いに乗る16歳はさらなるタイトル奪取可能と分析している。

「世界選手権(の舞台)は?」と実況が語ると、「ジャパン!」と実況席は声を揃えた。長野五輪女王の絶賛と地の利を手にした紀平には、躍進の期待が高まっている。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集