史上初「44-46」の大谷翔平、112年ぶりの記録にも着々接近 米記者指摘の異質ぶり「本塁打でトップを走り…」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦で自己最多タイとなる1試合3盗塁を決め「44本塁打&46盗塁」まで記録を伸ばした。米国の記者は、大谷が大リーグ史上112年ぶりの記録へ着々と近づいていると指摘している。
1試合3盗塁で史上初の「44-46」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦で自己最多タイとなる1試合3盗塁を決め「44本塁打&46盗塁」まで記録を伸ばした。米国の記者は、大谷が大リーグ史上112年ぶりの記録へ着々と近づいていると指摘している。
大谷はこの試合、4回に四球を選ぶと二盗を決め、史上初の「44-44」に到達した。さらに7回には右前打で出塁すると立て続けに二塁、三塁を奪い、今季の盗塁数を46まで伸ばした。1試合3盗塁は今年8月3日(同4日)のアスレチックス戦以来で、自己最多に並ぶ。
MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のツイッターに「ショウヘイ・オオタニはナ・リーグの本塁打部門でトップを走り、46盗塁を記録している」と投稿。さらに「本塁打王が40個以上の盗塁を記録したケース」として、過去の記録を紹介。大谷がこのまま本塁打キングとしてシーズンを終えれば、1912年のトリス・スピーカー(52盗塁、10本塁打)以来112年ぶりだとした。
他に紹介されているのは1909年のタイ・カッブ(78盗塁、9本塁打)とレッド・マレー(49盗塁、7本塁打)、1903年のジミー・シェッカード(67盗塁、9本塁打)。全員がベーブ・ルース出現以前のいわゆる“飛ばないボール”時代の選手で、同じことを現代にやってのける大谷の異質さが際立っている。
(THE ANSWER編集部)