「日本ボクシング界に貢献を」「尚弥選手のように…」 中量級で世界狙う平岡&佐々木も計量パス
ボクシングのWBA世界スーパーライト級(63.5キロ以下)挑戦者決定戦12回戦が9月3日に東京・有明アリーナで行われる。2日は神奈川・横浜市内のホテルで前日計量が行われ、同級6位・平岡アンディ(大橋)、WBA暫定王者イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)がともに63.4キロでパス。戦績は28歳の平岡が23勝(18KO)、41歳のバロッソが25勝(23KO)4敗2分け。
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ボクシングのWBA世界スーパーライト級(63.5キロ以下)挑戦者決定戦12回戦が9月3日に東京・有明アリーナで行われる。2日は神奈川・横浜市内のホテルで前日計量が行われ、同級6位・平岡アンディ(大橋)、WBA暫定王者イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)がともに63.4キロでパス。戦績は28歳の平岡が23勝(18KO)、41歳のバロッソが25勝(23KO)4敗2分け。
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バキバキに割れた腹筋を見せながら、壇上で力こぶをつくった。元日本&WBOアジアパシフィック同級王者の平岡は昨年12月以来の試合。2013年12月のプロデビューから23連勝で無敗を守ってきた。KO勝ちなら10戦連続だ。一発でパスした計量後、「ワクワクしている。やっとここまで来られた。会長やスポンサーの方々に感謝。日本ボクシング界に早く貢献したい」と笑顔で意気込んだ。
海外に猛者が多く、世界挑戦が難しい階級。WBA暫定王座は日本ボクシングコミッション(JBC)非公認のため、今回は世界挑戦とはならないが、正規王者ホセ・バレンズエラ(米国)への挑戦権を懸けた大一番だ。「ここをしっかり勝って、そこ(バレンズエラ戦)を見て、その先もいろいろ想定しながら。ビジョンはある。自分の中でも楽しみになってきた」。必ず次に繋がる気概に満ちていた。
小学生時代には気弱なボクシング少年としてTBS系「さんまのスーパーからくりTV」に何度も出演。ガーナ系米国人で父のジャスティス・コジョ・トレーナーと親子二人三脚でここまで来た。相手の「瞬発力のあるプレスやいきなり出てくるパンチ」を警戒点に挙げつつ、「自分のボクシングをするのが一番。よく見て戦えれば自分が勝つと思う」と自信を見せた。
JBC非公認の王座のため、平岡が勝っても暫定王者にはならず指名挑戦権を得るだけとなり、暫定王者がいなくなる。バロッソが勝てば暫定王座を保持するが、防衛回数には入らない。