20万円超も…高額取引される大谷翔平&デコピン人形、米業界関係者が“警告”「暴利が横行している」
米大リーグのドジャースは、8月28日(日本時間29日)に本拠地ドジャースタジアムで行ったオリオールズ戦で、大谷翔平投手が愛犬のデコピンを抱きかかえるデザインのボブルヘッド(首振り人形)をファンに配布した。ただすでにオークションサイトに出品され、高額で取引されており、ドジャースの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」はこの価格の謎に迫っている。
すでに20万円超の取引も…LAタイムズが迫った価格の謎
米大リーグのドジャースは、8月28日(日本時間29日)に本拠地ドジャースタジアムで行ったオリオールズ戦で、大谷翔平投手が愛犬のデコピンを抱きかかえるデザインのボブルヘッド(首振り人形)をファンに配布した。ただすでにオークションサイトに出品され、高額で取引されており、ドジャースの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」はこの価格の謎に迫っている。
入場者先着4万人に配布されたこの人形は、通常バージョンの他に全身金色の限定品が混じっていた。同紙は8月31日(同9月1日)に「ショウヘイ・オオタニとデコイのボブルヘッドの値段はいくらまで高騰する?売り手は6万9420ドルで売りたいとも」という記事を掲載した。
記事は、この人形は配布からわずか2日で、ネット上では数百ドルで売買されているとし、ビバリーヒルズでスポーツカードショップを営むマット・フェダーグリーンさんの「ディーラーとして、こういった物がいくらぐらいになるのかを考えると、ちょっとゾッとする」というコメントを紹介している。
フェダーグリーンさんによれば、今回の大谷人形はインターネットのオークションサイト「ebay」などで150ドル(約2万1930円)から1500ドル(約21万9300円)で取引されており「オオタニの世界的な人気により、彼の記念品のいくつかは価格が高騰している」「今発売されているオオタニ関連のものはすべて利益がでる可能性があるため、人々が飛びつくだろう」とした。
大谷をはじめとするスター選手の人気で、スポーツに関する記念品を扱う業界も潤っているという。フェダーグリーンさんは、最近ビジネスが好調なのは「大谷のおかげ」だと話す一方で「オオタニ人形の需要は理解しているが、数百ドルを投じてでも手に入れたい人たちに軽い警告を出した」という。
「暴利が横行している」と主張し、価格が急騰したグッズの中には、同じように急落するものもあるとしている。
(THE ANSWER編集部)