U20世界陸上

　ペルー・リマで開催中のU20陸上世界選手権は29日（日本時間30日）に女子800メートル準決勝が行われ、同種目の日本記録保持者・久保凛（東大阪大敬愛高2年）は第1組で1着となり、決勝進出を決めた。世界の舞台でも物おじしない堂々とした走りに、日本人ファンからは「16歳で決勝はエグいて」と驚きの声が上げられている。

【特集】入浴剤でパフォーマンス向上　トップアスリートも愛用、“お風呂博士”が5つのタイプ別に特徴を解説（W-ANS ACADEMYへ）

　堂々の走りだった。スタートから積極的に出た久保はオープンレーンに入ったところで先頭。他の7人を引っ張った。残り1周となり、3コーナー過ぎから2番手の米国選手、3番手のスペイン選手に差を詰められて最終コーナーを回ったが、ストライドを伸ばすと2人に競り勝って先頭でゴール。決勝に駒を進めた。

　日本の「U-NEXT」でも中継されたレース。ネット上の日本人ファンの間では「やべーな期待しかねぇぞ」「最後の粘りすごい」「16歳で決勝はエグいて」「U20なのが派手にやばい」「先行して走りラストも強いって凄い」「こういう舞台でどんどん進化してほしいね」「最後まで譲らない根性と姿勢が強いわぁ！」といった高揚感あふれる声が広がっている。

　女子800メートル決勝は30日（日本時間31日）に行われる。