原英莉花、国内復帰戦4アンダー好発進 前日「悪い!全部」悩める胸中明かすも…暫定5位で浮上へ第一歩
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスが30日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC(6559ヤード、パー72)で開幕。3試合ぶりに国内ツアー復帰となった原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が6バーディー、2ボギーの68で回り、4アンダー発進。ホールアウト時点ではトップと1打差の暫定5位で初日を終えた。
国内ツアー・ゴルフ5レディス
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスが30日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC(6559ヤード、パー72)で開幕。3試合ぶりに国内ツアー復帰となった原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が6バーディー、2ボギーの68で回り、4アンダー発進。ホールアウト時点ではトップと1打差の暫定5位で初日を終えた。
トップス、ショートパンツともにライトグリーンで揃えた原は、出だし1番から3連続バーディーを奪うなど絶好の滑り出し。491ヤードの5番パー5ではグリーン手前からのアプローチで、イーグルまであとわずかという好ショットを披露。ギャラリーからも「オォォー!」と歓声を浴び、ここもバーディーを記録した。
後半も11番パー4でバーディーを奪ったが、15番パー3でこの日最初のボギー。しかし続く16番パー5できっちりバウンスバック。最終18番パー4でティーショットが右に曲がるミスとなり、2打目でもフェアウェーに戻せず。3打目でグリーンに乗せたが距離が残り、ロングパットはカップに嫌われ僅かに入らず。苦笑いを浮かべてボギーとなったが、ホールアウト時点でトップと1打差の暫定5位となった。
プロアマ戦が行われた29日、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)を通じた原のコメントでは「悪い!全部!」と調子について表現されていた。スコットランド女子オープン、韓国ツアーのハンファ・クラシックと海外遠征を続けてきたが「収穫というより、脳みそと気持ちが動かないから、行動するしかない。練習しよう、という感じです」ともコメントしていた。
「出る試合では上位で戦わないといけないし、今季優勝もしていないし、優勝したい気持ちもあるのすが、足りない足りないと思い過ぎて、今はマイナスです。何しても楽しくない」と悩める胸中を明かしていたが、それを払拭するかのようなプレー。浮上へ第一歩となった。
(THE ANSWER編集部)