大谷が握っていた“デコピンのおやつ入れ” 同形状が品薄状態の大反響、メーカー「問い合わせ増」嬉しい悲鳴
28日(日本時間29日)に行われた米大リーグ・ドジャース―オリオールズ戦で、大谷翔平投手の愛犬デコピンが行った始球式は日米で大きな話題となった。ネット上では、大谷がおやつを入れていたポーチにも注目が集まった。同じがま口状の商品を製造しているメーカーは「弊社のものか確認できていない」と説明したうえで「おかげさまで問い合わせは増えている」などと反響に驚いている。
デコピンの始球式で話題に
28日(日本時間29日)に行われた米大リーグ・ドジャース―オリオールズ戦で、大谷翔平投手の愛犬デコピンが行った始球式は日米で大きな話題となった。ネット上では、大谷がおやつを入れていたポーチにも注目が集まった。同じがま口状の商品を製造しているメーカーは「弊社のものか確認できていない」と説明したうえで「おかげさまで問い合わせは増えている」などと反響に驚いている。
デコピンがボールを咥えてマウンドから捕手役の大谷のもとに駆け寄り、ベース上で“ハイタッチ”した異例の始球式。大役を果たした愛犬には、大谷が握っていたライトブルーのがま口状ポーチからおやつを取り出し、与えていた。
肉球もデザインされたこのポーチについて“特定”に動いたネット上のファンも多数。「amazonで売ってるやつだ」「楽天でも買える」などとX上で投稿が溢れ、品薄状態となるケースも出た。思わぬ反響に驚いているうちの一社が、日本のシリコンアイテムブランド「ピージーデザイン」(本社・東京都台東区)だ。
取材に応じた担当者は「今回、大谷選手が使っているものが弊社のものなのかは確認できていない」と説明。大谷が持っていたがま口状ポーチとよく似た「ポチのPOCHI」を製造していることもあり「問い合わせは増えております」と証言している。
同社は10年以上前からシリコン製のがま口を製造、販売し始めており、業界内での同商品については先駆け的存在。今回注目されたものを含め、300アイテム以上のシリコン製がま口を販売している。
「ポチのPOCHI」については1か月に50個程度売れているそうだが、「在庫がなくなってしまったらお売りするのに間に合わなくなってしまうので……」と担当者は“嬉しい悲鳴”。大谷には「これからもデコピンくんともに活躍してほしいですね」と願っている。
(THE ANSWER編集部)