ハンドボール新リーグで異例“リーグ離れ”発言 「選手が育っていくように…」代表理事が海外挑戦を推奨
ハンドボールの新リーグ「リーグH」は23日、新しいロゴとスポーツブランド「ヒュンメル」とのパートナー契約を発表した。都内で行われた会見では、中村和哉代表理事が9月の開幕に向けて「国際交流を通じて、海外に挑戦する選手が増えてほしい」と話した。
「リーグH」が新たにスタートする日本ハンドボール界
ハンドボールの新リーグ「リーグH」は23日、新しいロゴとスポーツブランド「ヒュンメル」とのパートナー契約を発表した。都内で行われた会見では、中村和哉代表理事が9月の開幕に向けて「国際交流を通じて、海外に挑戦する選手が増えてほしい」と話した。
新しいリーグ開幕を前に選手の“リーグ離れ”を推奨するのも異例とも言えるが、中村代表理事は「日本代表やリーグのレベルを上げるためには、選手が海外で経験を積むことは大切」と話し「海外のトップ選手が来てくれるようなリーグにしたい」と続けた。
男子14チーム、女子11チームによるリーグ戦は男子が9月6日、女子が同7日に開幕。来年6月のプレーオフまでの日程も、欧州などのカレンダーに合わせて海外移籍など交流がしやすくするためのもの。「限られた選手に頼るのではなく、次々と選手が育っていくリーグにしないと」と説明した。
会見にはジークスター東京のエースでパリ五輪にも出場した部井久アダム勇樹(25)も出席。ゴールデンウルヴス福岡との開幕戦(東京・ひがしんアリーナ)に向けて「新たな歴史を優勝で刻みたい。(開幕戦は)勝ちます」と力強く話していた。(荻島弘一)
(THE ANSWER編集部)