早田ひな、次戦は未定「まずは安静に」 左腕の治療に専念「いつ練習できるかも決まってない」
パリ五輪に出場した日本生命所属の選手たちが20日、都内の同社丸の内ビルでチームニッセイの報告会に出席した。卓球・早田ひな、陸上・桐生祥秀、柔道・出口クリスタ&ケリーの姉妹が参加。左腕を痛めながらメダルを獲得した早田は次戦について未定とした。
日本生命所属選手たちが報告会
パリ五輪に出場した日本生命所属の選手たちが20日、都内の同社丸の内ビルでチームニッセイの報告会に出席した。卓球・早田ひな、陸上・桐生祥秀、柔道・出口クリスタ&ケリーの姉妹が参加。左腕を痛めながらメダルを獲得した早田は次戦について未定とした。
同社職員ら300人以上が見守る中、4人が報告会に出席した。初出場だった早田は卓球女子シングルス銅メダル、団体銀メダルを獲得。左腕を痛めながら奮闘し、「4歳から始めて20年目に出場できた。支えてくださった方の想いを背負ってパリに入った。シングルス準々決勝で左手を痛めてできることは限られました。それでもコートに立つことに……思い出すだけで涙が出ちゃう……」と目元を拭いながらサポートに感謝した。
帰国後は帰省しないまま都内に滞在している。報告会後に取材対応。手の治療を受けつつ、「美容室に髪を染めに行きました」と笑った。ラケットを持った練習はできないようで「まずは安静にしないと治らないと言われた。言われた通りに治療をするしかない」と回復に専念する。
すぐに国内のTリーグが開幕し、国際大会も始まっていくが「まだどの試合に出られるか、どこから復帰できて、どこから練習できるか全然決まってはいない。本当に目の前の治療、ケアなどできることをとにかくやる感じ」と明かした。
(THE ANSWER編集部)