松山英樹に接近した審判員「疑問が残った」 会話内容を米メディアに告白「際どい近さだった」
米男子プロゴルフPGAツアーのプレーオフシリーズ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権は18日(日本時間19日)、米テネシー州TPCサウスウインド(7243ヤード、パー70)で最終日を行い、松山英樹(LEXUS)が通算17アンダーで優勝した。アジア人初の米ツアー通算10勝目。終盤にペナルティの可能性を指摘していた審判員は、米メディアに「疑問が残った」と松山との会話の内容を告白している。
プレーオフシリーズ第1戦フェデックス・セントジュード選手権
米男子プロゴルフPGAツアーのプレーオフシリーズ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権は18日(日本時間19日)、米テネシー州TPCサウスウインド(7243ヤード、パー70)で最終日を行い、松山英樹(LEXUS)が通算17アンダーで優勝した。アジア人初の米ツアー通算10勝目。終盤にペナルティの可能性を指摘していた審判員は、米メディアに「疑問が残った」と松山との会話の内容を告白している。
話題となったのは12番に向かう松山にギャリー・ヤング審判員が近づき、話し込んだシーン。米専門局「ゴルフ・チャンネル」公式YouTubeはラウンド後にヤング審判員のインタビュー動画を公開した。該当の場面について、「グリーン外のピッチマークを踏んでしまった可能性があった」と7番で松山が規則に抵触した可能性があったことを指摘。このように説明した。
「ピッチマークがプレーラインと関係しているか疑問が残りました。複数カメラによる映像で確認しても際どい近さだったので、会話の必要があると感じたんです。また、2打ペナルティとなればその後の(松山の)戦略に大きな影響があるとも考えられました」
ヤング審判員は、松山と12番で会話をしていた時点で「プレーラインと関係していないことに確信を持っていた」という。7番の出来事を松山に伝えるのが12番の時点になった理由については「これは私にメッセージが届くまでの時間です。この間にあらゆるカメラでの映像確認を行い、審議員の間で意見を議論し、そこから全員が確信をもったうえで伝達がありました」と語っていた。
(THE ANSWER編集部)