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【名珍場面2018】大谷翔平、伝説1号直後の“無視祝福”で米ファン虜「歴代最もキュートな反応だ」

早いもので2018年も12月を迎えた。今年も様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界。数々の名場面が生まれたが、観る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、記憶に残るシーンがあった。そこで「名珍場面2018」と題し、今年の出来事を連日振り返っていく。第1回は今年メジャーを席巻したエンゼルス・大谷翔平投手のメジャー1号本塁打の直後に生まれた“名シーン”――。

MLB1年目で22本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
MLB1年目で22本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

「スポーツ界の名珍場面総集編」―4月のメジャー1号直後に生まれた“名シーン”

 早いもので2018年も12月を迎えた。今年も様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界。数々の名場面が生まれたが、観る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、記憶に残るシーンがあった。そこで「名珍場面2018」と題し、今年の出来事を連日振り返っていく。第1回は今年MLBを席巻したエンゼルス・大谷翔平投手のメジャー1号本塁打の直後に生まれた“名シーン”――。

 二刀流伝説は2018年4月3日から始まった。本拠地インディアンス戦に「8番・DH」で先発した大谷。その第1打席だった。3-2と1点リードして迎えた初回2死二、三塁。緩いカーブにタイミングを合わせた。開幕前から変えたすり足打法でパワーをため込み、完璧にジャストミート。右中間への打球はエンゼルスタジアムの夜空に高々と舞い上がった。その瞬間を予感したエンゼルスファンが総立ちとなって見守る中、ボールは右翼席最前列に飛び込んだ。

 一躍、熱狂に沸き上がるエンゼルスタジアム。耳をつんざくような大歓声を浴びながら、ダイヤモンドを一周し、クールな表情で駆けた。そして、ベンチに戻るとナインはなぜか、大谷に一瞥もせず。まさかの無視に対し、背番号17は一人で“エアタッチ”をしながら「打ったよ」とばかりにアピールすると、一転して仲間が駆け寄り、背番号17をもみくちゃにした。メジャー流のサイレント・トリートメントで、メモリアルアーチをお祝いしていた。

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