ローラン・ギャロスに立つ 「もう一つの全仏」、魅惑の17歳女子高生が歓喜の初出場
男子の白石は決勝で惜敗、試合中に鼻血出るアクシデントも…
白石光(男子決勝でインド人選手にフルセットで惜敗、試合中に鼻血が出るアクシデントで中断も)
「決勝戦を振り返って、第1セットの入りが悪かったです。気持ち以上に体が動かずに、鼻血が出るアクシデントで、試合中に出 たのが初めてだったので動揺してしまいました。しかし、乱れながらも第2セットは何とか取れました。第3セットも行けるかなと思ったのですが、予選リーグの疲れもあり、負けてしまいました。
ショットの技術が自分よりワンランク上だった。(相手が)踏み込んでフォアを打った時は、ミスショットがほぼなかったと思います。攻めてくる時のフォアハンドは、コースもショットもよかった。つなげてくるタイプだと思ったが、取れるし、打てるし、相手も非常に強かった。
パリで3試合をすべてフルセットで戦う中で、アジアだけじゃなくてブラジルやアメリカも含めて、やりあえることがわかりました。自分の成長を感じることができました。また、ここローラン・ギャロスという場所で戦えたこともいい経験でしたし、応援してくださってくれる方も多くいて、楽しかったです。
ここ勝つために、まずはレッドクレーで練習することが必要だと思います。今回世界での経験を経て、自分自身が成長しなければいけないところが分かりました。日本に帰って練習しなければならないという気持ちが強まりました」
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer