日本人史上2人目のNBAプレーヤーがGリーグで32得点をマーク

　米プロバスケットボール（NBA）のグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ渡邊雄太がマイナーに当たるメンフィス・ハッスルで、21日（日本時間22日）に行われたGリーグのフォートウェイン・マッドアンツ（ペイサーズ傘下）戦に出場。自身のキャリアハイとなる32得点、5リバウンドを記録し、勝利に貢献した。圧巻の活躍ぶりをGリーグの公式ツイッターがハイライトで公開。「ビーストモードに突入」と称えている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　NBAプレーヤーの貫録だ。渡邊が圧巻の活躍を披露した。再三のブロックショットから、速攻からの一瞬緩急をつけたレイアップシュート。するするとゴール下に入り込んでのダンク。鮮やかなスリーポイントも決めた。まさに無双状態。モノが違うプレーぶりだった。

　1分超の圧巻プレーのハイライトを動画で公開したGリーグは「ユウタ・ワタナベがビーストモードに突入。キャリアハイとなる32ポイントを叩き込み、6度の3ポイントを決め、5度のリバウンドと4度のブロックを記録している」とスタッツを伝え、拍手を送っている。

　NBAのコートにも2度立った渡邊。現在はロースター登録が45日間に限られる「2ウェイ契約」で、グリズリーズとの本契約を勝ち取るためにも、更なるアピールが必要だ。グリズリーズの強化担当者もディフェンス面については高い評価を下しており、オフェンス面での改善が加われば、さらに夢に近づくことは間違いない。