「盗撮は絶対に許されない行為」 性的目的の卑劣なSNS投稿に声明、フィットネス会場の撮影規制へ
日本ボディビル・フィットネス連盟は今年度の日本連盟主催大会において、アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿など卑劣な行為を防止するため、一部撮影に事前申請を義務付けることを発表した。携帯電話、スマートフォン、タブレット端末以外のカメラ(ビデオカメラ・アクションカメラ・デジタルカメラ・一眼レフカメラ等)による撮影を行う場合に必要となる。
近年はビキニフィットネスの人気が上昇
日本ボディビル・フィットネス連盟は今年度の日本連盟主催大会において、アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿など卑劣な行為を防止するため、一部撮影に事前申請を義務付けることを発表した。携帯電話、スマートフォン、タブレット端末以外のカメラ(ビデオカメラ・アクションカメラ・デジタルカメラ・一眼レフカメラ等)による撮影を行う場合に必要となる。
近年、ボディビル・フィットネスの人気が上昇。しかし、ビキニフィットネスなど、女性を狙った性的意図の撮影などが問題視されていた。近年はアスリートを守るために競技会場の撮影を制限するスポーツも目立ち始めている。
同連盟は「スポーツは誰もが楽しめる環境を守る必要があります。盗撮はもちろんアスリートの写真、動画を使用した性的目的のSNS投稿やWEB掲載はアスリート、更には多くのファン、家族、関係者を傷つける絶対に許されない行為です」とし、「すべてのアスリートが競技に集中し、スポーツを心から楽しめる環境を守る為、スポーツ界全体でこの問題に取り組みます」と声明を出した。
その上で「この問題を解決するには皆さんのご理解が欠かせません。これからも安心してスポーツができる環境を守る為にご理解ご協力をお願いいたします。お手数をおかけしますがカメラを使用して撮影をおこなう方は選手権大会撮影届出書の提出をお願いいたします。撮影届出書を提出した方は必ず大会会場受付で許可証をお受け取り下さい。よろしくお願いいたします」と呼びかけた。
なお、都道府県連盟主催大会は各大会主催連盟判断になる。携帯電話・スマートフォン・タブレット端末での撮影は届出書の提出は必要ない。ただし、撮影する際に三脚や自立する一脚等が使用できない。
(THE ANSWER編集部)