カーショー証言、大谷144m弾は「ピンクのサイン」に到達 宣伝まで完璧な30号「HR以上に目立つ」の声
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたレッドソックス戦に「1番・DH」で先発し、5回の第3打席で右中間へ特大の30号ソロを放った。打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、飛距離473フィート(約144メートル)という爆速特大弾で、4年連続での30本塁打を記録した。同僚クレイトン・カーショー投手も着弾点に仰天。「ピンクのサイン」に届いたと証言している。
4年連続で30号の大台に
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたレッドソックス戦に「1番・DH」で先発し、5回の第3打席で右中間へ特大の30号ソロを放った。打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、飛距離473フィート(約144メートル)という爆速特大弾で、4年連続での30本塁打を記録した。同僚クレイトン・カーショー投手も着弾点に仰天。「ピンクのサイン」に届いたと証言している。
球場が騒然となったのは大谷の第3打席だった。5回無死走者なしで右腕クロフォードと対戦。甘いカットボールを逃さなかった。強烈な打球は、あっという間に右中間席最上段へ。超特大の一発に、味方ベンチすら唖然とした雰囲気になった。頭を抱え、信じられないといったリアクションの選手も。確信の様子で打球を見送った背番号17は、悠々とダイヤモンドを一周した。
試合を中継した米スポーツ専門局「ESPN」の実況席とマイクを繋いでいたベンチのカーショーは「言葉がないよ。あんなの見たことがない」と仰天。着弾地点については「引っ張ったわけでもないのに、右中間だったよ」「スタンドと屋根の間だったと思う。ピンクのサインのところ」と証言した。
ピンクのサインとは、右中間席の最上段に設置されている日本企業「DAISO」の看板とみられる。大谷の打球はその近くに飛び込んだ。X上でも「ダイソーは大谷に100万円くらい賞金出していいんじゃない?」「さすが大谷さん! チームスポンサーの宣伝も欠かさない笑」「ダイソーもあの位置に看板出してた甲斐があったな」「ホームラン以上にDAISOが目立ってる気がするw」などと日本ファンの間で話題になっていた。
宣伝まで完璧な一発を放った大谷は3打数1安打1打点1四球。MLB公式のサラ・ラングス記者がXで伝えたところによると、30号ホームランは2015年のスタットキャストによる計測の導入以降、ドジャースタジアムでは歴代2位の飛距離だったという。チームは9-6で勝利し、3連勝としている。
(THE ANSWER編集部)