大クラッシュから24時間、メカニックの技に応える入賞劇

　自動車レースのF1第13戦、ハンガリーGPは21日決勝を行い、唯一の日本人ドライバー角田裕毅（RB）は9位で2戦連続の入賞を果たした。20日の予選ではコーナーを曲がり切れず大クラッシュ。マシンが大破したところからたった1日での復活に、X（旧ツイッター）上には日本のファンから「マシンをしっかり直したメカニック陣すごすぎる」「マシン直したチームスタッフもやばい」と驚きの声が並んだ。

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　角田は20日の予選でQ3に進んだものの終盤、コーナーでアウト側にふくらんでコースから飛び出した。そのまま壁にマシンの左側面から激突し、残り2分13秒で赤旗が出された。角田のマシンは大破し、左前輪は吹っ飛ぶ寸前。リアウイングもボディから外れそうだった。

　予選では10番手を得たものの、角田は無線で「sorry」と無念そうにつぶやき、マシンと角田の状態を心配するファンも多かった。

　それがわずか1日でマシンは修復され、角田は通常のグリッドスタートを果たした。さらにレースでは出走20台で唯一、タイヤを1回しか交換しない戦略で入賞。これにはX（旧ツイッター）上に日本のファンからも驚きの声が並んだ。

「24時間でマシンを修理ってかほぼ1台作り直してくれたエンジニアに最高の恩返し」
「昨日の予選でクラッシュした後めちゃくちゃ悔しそうな姿を思い出して涙出てきた」
「角田選手唯一の1ストップやばい　マシン直したチームスタッフもやばい」
「角田選手はまさにメガジョブのワンストップだった！」
「マシンを直したメカニックも感動もんだよね！」
「そんでマシンをしっかり直したメカニック陣もすごすぎる」

　F1を支えるメカニックたちのスゴ腕に、改めて注目が集まるグランプリとなった。