日本ボクシング界は「黄金期だ」「歴史的に前例ない」 衝撃KO中谷潤人らに殿堂入り敏腕プロモーター指摘
ボクシングのWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)王者・中谷潤人(M.T)が20日、東京・両国国技館で初防衛戦に臨み、同級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に初回2分37秒KO勝ちした。海外の殿堂入り敏腕プロモーターも「パウンド・フォー・パウンド(PFP)級の才能だ」と絶賛している。
初防衛戦で157秒KO
ボクシングのWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)王者・中谷潤人(M.T)が20日、東京・両国国技館で初防衛戦に臨み、同級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に初回2分37秒KO勝ちした。海外の殿堂入り敏腕プロモーターも「パウンド・フォー・パウンド(PFP)級の才能だ」と絶賛している。
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相手を寄せ付けなかった。中谷は初回2分過ぎ、右ジャブから左ボディーストレートを突き刺した。挑戦者は膝をついて悶絶。立ち上がろうとしたが、苦悶の表情を浮かべ、再び倒れた。わずか157秒でKO勝ち。大熱狂を生んだ。世界戦の初回KOは初めてだった。
殿堂入りプロモーターのルー・ディベラ氏は自身のXで「ジュント・ナカタニが大好き。台頭してきたPFP級の才能だ」と称賛。さらに、「ザ・モンスター(井上尚弥)とともに、歴史的に前例ない日本ボクシングの才能の波の代表格だ」「これは日本の黄金期だ」と指摘した。
現在、バンタム級はWBAに井上拓真、IBFに西田凌佑、WBOに武居由樹が就き、全4つの王座を日本人が保持している激戦階級。中谷は権威のある米専門誌「ザ・リング」のPFPランキングで10位に入っている。才能豊かな日本のボクシング界に、ディベラ氏も感銘を受けているようだ。
(THE ANSWER編集部)