FIBAがパリ五輪を裁く30人の審判員を発表

　パリ五輪のバスケットボールコートに立つ“日本代表”は選手だけではない。17日（日本時間18日）、国際バスケットボール連盟（FIBA）は男女バスケの試合を裁く30人の審判員を発表。日本からはBリーグで8年連続8度の最優秀審判賞を受賞している加藤誉樹審判員が選ばれた。海外メディアが加藤審判員の写真を使って報じると、「凄い！」「さっすが！」と日本のファンを感激させている。

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　FIBAは5月5日（同6日）、40人の候補を発表。13週間に及ぶ準備プログラムを経て、そこから30人に絞られた。日本人で唯一候補入りしていた加藤審判員も21年東京五輪に続いて2大会連続のメンバー入り。リトアニアの専門メディア「バスケットニュース」は「パリ五輪のバスケットボール審判が発表された」と題する記事を掲載したが、メイン写真に選ばれたのは加藤審判員だった。

　同メディアは公式Xでも加藤審判員の写真をサムネイルにして投稿。日本のファンから「加藤さんの画像が使われてるのは嬉しいですね！」「ここでも日本代表が躍動してくれる！！」「世界の30人に名を連ねる彼も日本バスケ界の宝」「トップの写真に日本が誇る加藤誉樹さん！」「凄い！」「選手だけでなく、審判にも注目せねば」「さっすが！」などと歓喜の声が寄せられた。

　愛知県出身の加藤審判員は2014年に日本バスケットボール協会（JBA）のAA級ライセンス（現S級ライセンス）を取得すると、同年にFIBAのライセンスも取得。2017年にはJBA公認プロフェッショナルレフェリーとなり、21年東京五輪、23年のワールドカップでも審判を担当した。Bリーグでは初年度の2016-17シーズンから2023-24シーズンまで8年連続8度の最優秀審判賞を受賞している。