関係者がラジオで証言

　MLBオールスターゲームが16日（日本時間17日）に米テキサス州アーリントンで行われた。ドジャースの大谷翔平投手は自身にとって球宴初本塁打を放つなど活躍した。そんな中とある関係者が、同僚のテオスカー・ヘルナンデス外野手のホームランダービー決勝戦の応援に大谷が不在だった理由について明かすと、ファンからは安心の声があがっている。

　オールスター戦の前夜祭として行われたホームランダービー。大谷は出場しなかったものの、ドジャースの同僚ヘルナンデスが、決勝でボビー・ウィットJr.内野手（ロイヤルズ）を破り初出場初優勝を果たした。大谷は、1次ラウンドでは同僚のタイラー・グラスノー投手らと共に、ヘルナンデスを応援。助言するシーンも見られたが、それ以降はグラウンドに姿を現さず、ファンの間でも話題となっていた。

　カリフォルニア州地元ラジオ局「AM 570 LAスポーツ」の公式インスタグラムは、息子がドジャースのクラブハウス係員として勤務している元NFLのQBロドニー・ピーテ氏のコメント動画を投稿。ピーテ氏は、「どうやらオオタニは、代理人とその他のビジネスの取引の予定がその夜の遅くにあったため、早く去る必要があった。彼はそれを逃すことはできなかったんだ」と、離脱の理由を明かした。

　また同じく不在だった他のドジャースの同僚についても言及。「ウィル・スミス（捕手）とフレディ・フリーマン（内野手）については、子供たちをスタジアムから連れ出さなければならなかったようだ。彼らはそこにいる予定ではあったようだが去る必要があった。病院などといった緊急事態ではないようだけど、スタジアムを早く出た理由は子供たちが関わっているみたいだ」と説明した。

　不在だった理由が明らかになると日本のファンも納得。X上では「そりゃ何か事情がない限りは大谷本人だって応援したいはずですよね　いつも対応に追われて大変ですね」「それを聞いてホッとしました」「理由もなしに帰るような人達じゃないし、当然事情があると思ったよ」「これ、気になっていたから理由が分かって良かった」など、安心する声が多くみられた。