「2軍、あるいは2.5軍の日本に…」 バレー韓国、大逆転負けに湧き出る嘆き「骨身にしみる」
バレーボール男子日本代表Bチームが14日、5か国が出場する「韓国招待試合」で地元・韓国と初戦を行い、3-2(23-25、20-25、25-19、25-22、15-13)で逆転勝ちした。敗れた韓国メディアは序盤の優勢を守れなかったことを「骨身にしみる逆転負け」「3軍級に敗れた」と悔しがる一方で、冷静に敗因を分析している。
若手主体のバレー男子日本Bチームが「韓国招待試合」に参加
バレーボール男子日本代表Bチームが14日、5か国が出場する「韓国招待試合」で地元・韓国と初戦を行い、3-2(23-25、20-25、25-19、25-22、15-13)で逆転勝ちした。敗れた韓国メディアは序盤の優勢を守れなかったことを「骨身にしみる逆転負け」「3軍級に敗れた」と悔しがる一方で、冷静に敗因を分析している。
この大会は日韓両国のほかにブラジル、中国、豪州が参加している。韓国は13日にブラジル代表に対して32年ぶりとなる勝利(3-1)を挙げ、勢いに乗って臨んだ日本戦だった。それだけに敗戦の衝撃は大きいようだ。公共放送「KBS」は「2陣級、あるいは2.5軍級のチームを立ててきた日本に骨身にしみる逆転負けを許した」と伝えている。
また「MKスポーツ」も「日本は2024パリ五輪のために主軸メンバーを大挙除外し、2~3陣を立ててきたチームに敗れた」と厳しい論調だ。「日本のバレーボールは、アジアを越えて世界のバレーボール界で影響力を見せている」と日本の成長を称えている。
さらに「2陣、あるいは3軍級のメンバーを連れてきた日本に敗れた。(韓国代表の)ラミレス監督は『韓国男子バレーボールは成長中だ』と言ったが、韓国の現住所を確認したと見ていいだろう」とし、さらに韓国選手たちが日本をどう見たかを紹介した。
ミドルブロッカーのチャ・ヨンソクは「日本はディフェンスがいい。ボール処理能力も私たちより高いと思う。そのような部分をさらに練習しなければならない」とし、センターのハン・テジュンは「第3セットから日本の戦略が変わったのに対処できなかった。力の出し入れがうまい。突然の状況にも対応してパンっと得点を生み出す」「相手のミドルブロッカーに対するブロックのタイミングと速度がとても良い」とコメントしている。
この大会は17日まで行われ、若手主体の日本は15日には豪州に3-0のストレート勝ち。16日には中国、17日にはブラジルとそれぞれ対戦する。
(THE ANSWER編集部)