古江彩佳Vメジャー大会で着弾30秒後の衝撃エース! 待ちに待って「傾斜を利用しようと…」本人仰天
女子ゴルフの海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権は14日、フランス・エビアンリゾートGC(6527ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われ、1打差の2位タイで出た古江彩佳(富士通)が通算19アンダーで樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次ぐ日本勢4人目の海外メジャー制覇の快挙を達成した。この大会でめったに見られない形でホールインワンが誕生。本人も驚いた。
海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権
女子ゴルフの海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権は14日、フランス・エビアンリゾートGC(6527ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われ、1打差の2位タイで出た古江彩佳(富士通)が通算19アンダーで樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次ぐ日本勢4人目の海外メジャー制覇の快挙を達成した。この大会でめったに見られない形でホールインワンが誕生。本人も驚いた。
待ちに待って、やっと歓喜の瞬間は訪れた。16番155ヤードのパー3。チェン・ペイユン(台湾)が放った第1打は広大なグリーン右に着弾。ピンから10メートルほどの距離だったが、一度は止まったように見えたボールが傾斜で転がり、ゆっくり、ゆっくりと動き出す。その先にはカップが……。じわりじわりと転がると、ギャラリーがざわつき出す。そして、声援に後押しされるようにしてカップに消えた。
ギャラリーは騒然。すでにカート道まで歩き出していた本人は右手を突き上げ、喜びを爆発させた。今大会は初日にも同じ16番でホールインワンが出ているものの、実にスイングから36秒後、着弾してから30秒後というミラクルショットだ。
LPGA公式サイトによると、チェンは「通常のドローボールを打っても、グリーン上にとどまらないことは分かっていたので、フェードショットを打って傾斜を利用しようと思った」と戦略がハマったことに胸を張り、「これは(プロになってから)初めてのホールインワン。もう13年もホールインワンを達成していなかったので、とてもうれしい」と仰天しながら、歓喜を口にした。
(THE ANSWER編集部)