バスケ日本戦、選手アイテムに刻まれていた「12人分の想い」 記した本人の意図「証明したい」
バスケットボールの女子日本代表は、パリ五輪で2大会連続のメダル獲得を狙う。今月、東京・有明アリーナで国内では最後の強化試合となるニュージーランド戦に連勝。ファンの間で注目されていたのは、最年長36歳・吉田亜沙美のシューズに刻まれていた数字だった。
パリ五輪で連続メダルを狙う
バスケットボールの女子日本代表は、パリ五輪で2大会連続のメダル獲得を狙う。今月、東京・有明アリーナで国内では最後の強化試合となるニュージーランド戦に連勝。ファンの間で注目されていたのは、最年長36歳・吉田亜沙美のシューズに刻まれていた数字だった。
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吉田のバスケットシューズには、左足サイド部分に「#4」「#5」など黒字で5つの数字が書き込まれていた。右足にも同様に記されている。
日本バスケットボール協会(JBA)公式YouTubeが公開したニュージーランド戦の舞台裏映像で、吉田はこの数字に込めた思いを明かしている。
「今回選ばれなかった選手たち、全ての想いとともにやっていきたい」と語る吉田。パリ五輪行きが叶わなかったメンバーの番号を記したという。「彼女たちがいたからこそ、自分たちは強くなれたと証明したい」と決意も語っている。
日本は2月の最終予選(OQT)でパリ五輪出場を決め、5月6日から第1次強化合宿を開始。候補選手に加え、サポート選手として、国内のWリーグで活躍するジョシュア・ンフォンノボン・テミトペとイゾジェ・ウチェが参加していた。吉田のシューズには「テミ」「ウチェ」のカタカナを含め、計12人分が刻まれた。
6日のニュージーランド戦後、取材に対して「代表合宿の一番最初のメンバーが今大会のメンバー。テミとウチェもシーズンオフにもかかわらず、全力で私たちの練習相手になってくれた」と感謝していた。
(THE ANSWER編集部)