女子ゴルフで“親友”の涙に感動「こんなん泣くに決まってる」 敗者の気丈な振る舞いも話題
女子ゴルフの国内ツアーは前半戦を終え、今週はオープンウィーク。今季ここまで生まれている数々の名珍場面を振り返る。今季は開幕から早くも6人のツアー初優勝者が誕生。勝者だけでなく、敗者にもさまざまな涙がこぼれ、ファンの感動を呼んだ。
国内ツアー前半戦を振り返る
女子ゴルフの国内ツアーは前半戦を終え、今週はオープンウィーク。今季ここまで生まれている数々の名珍場面を振り返る。今季は開幕から早くも6人のツアー初優勝者が誕生。勝者だけでなく、敗者にもさまざまな涙がこぼれ、ファンの感動を呼んだ。
〇女子ゴルフ涙の初Vの傍らで…「こんなん泣くに決まってる」 カメラが捉えていた“親友”
7月2日に最終日が行われた資生堂レディスは桑木志帆が悲願の初V。1年前の同大会を首位で最終日を迎えたが、櫻井心那とのプレーオフに敗れて初優勝を逃していただけに、ウイニングパットを沈めた直後からあふれる涙を堪えきれなかった。
グリーンに駆けつけていた同期の中で、桑木とかたく抱き合ったのは佐久間朱莉。この光景にネット上では「こんなん泣くに決まってる」「目頭が熱くなりました」「やっぱり一番の親友は、朱莉ちゃんなんだね」「最高の瞬間ですね」など、涙を誘われた様子のコメントが寄せられていた。
〇初V逃し号泣の佐久間朱莉 “気丈な拍手”に感涙続出「もらい泣き」
佐久間は4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日でも涙を見せていた。ただ、この時の立場は「敗者」。一時は単独首位に立ちながら、1打差で阿部未悠に逆転負け。阿部はこれがうれしい初優勝だった。最終18番では先に阿部がウィニングパットを沈め、佐久間は気丈に拍手をして勝者を称賛。その後の自身のパーパットを打つ際には涙がこぼれ、阿部とのハグの際も涙が止まらず、キャディーに肩を抱かれると号泣した。
X上では阿部への称賛の声が寄せられる一方、「最近涙腺弱いので佐久間朱莉にもらい泣き」「近いうちに優勝できるよ」「佐久間プロの涙はきっとこれからの力になるはず」「また2位か…という複雑な表情半端ない」「本人が1番、悔しいと思います…」と佐久間の振る舞いに感涙した様子の投稿が相次いだ。
〇臼井麗香、初Vの裏に知られざる苦悩「辞めたいって泣きながら…」
3月のアクサレディスは最終日が降雨によるコンディション不良のため開始直後に中止となって36ホールの短縮競技となり、2日目を終えて首位だった臼井麗香が初優勝。1998年度生まれの“黄金世代”では14人目の優勝者となった。館内アナウンスで優勝を知った瞬間、あふれ出る涙を抑えきれなかった。
なかなか結果が出ず、シード1年目(2022年)には「辞めたいって泣きながら練習ラウンドしてたんです」と苦しい日々を送ったことを告白。中学2年でつけられたニックネーム“れいちぇる”がファンにも浸透し、自身のブランドも手がけるなどお洒落な一面でも人気が高いが、一方で“アンチ”からSNSでの心無い言葉も寄せられるという。それでも「見てもらえることは嬉しいこと」と発奮材料にした25歳は「女性も形から入って、ゴルフに携わる人が増えたらなというのもあります」と前向きに語っていた。
(THE ANSWER編集部)