パリ五輪まで残り2週間

　パリ五輪開幕まで残り2週間。日本選手の活躍にも期待が高まる。サーフィン代表の松田詩野（TOKIOインカラミ）は大技チューブライディングを鮮やかに決め、ファンを驚かせている。

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　海水でできた“トンネル”を巧みに潜り抜け、笑顔がはじけた。波が巻き、松田がタイミングよくボードに乗る。頭上を勢いよく水が飛び越え、僅かにできた筒状の空間をちょっぴり腰をかがめて通過した。

　大技のチューブランディング。爽快感たっぷりに決めた松田は、パリ五輪に向けた写真、動画としてインスタグラムに公開した。

　ファンからは「詩野ちゃんとてもカッコいい」「綺麗なチューブ抜けですね！」「凄い」「ポスターにしましょうよ」「パリに向けて準備万端ですね」などと喝采が送られている。

　松田は五輪初出場の21歳。両親の影響で6歳でサーフィンをはじめ、中学3年でプロサーファーとしてデビュー。2018年世界ジュニア選手権U-16で準優勝、2019年「第1回ジャパンオープンオブサーフィン」で初代女王となるなど実績を積み重ねた。パリ五輪では日本人内定第1号となっている。