コパ・アメリカ衝撃の乱闘劇 敗退選手が敵サポーターと…「正気の沙汰じゃない」 選手は「我々の家族が攻撃された」訴え
サッカーの南米選手権(コパ・アメリカ)は10日(日本時間11日)、米ノースカロライナ州で準決勝が行われ、コロンビアが1-0でウルグアイを下し、23年ぶりの決勝進出を果たした。しかし、試合後には前代未聞の事態が発生。ウルグアイ選手とファンが乱闘を起こしたと米メディアが報じている。
コパ・アメリカ準決勝
サッカーの南米選手権(コパ・アメリカ)は10日(日本時間11日)、米ノースカロライナ州で準決勝が行われ、コロンビアが1-0でウルグアイを下し、23年ぶりの決勝進出を果たした。しかし、試合後には前代未聞の事態が発生。ウルグアイ選手とファンが乱闘を起こしたと米メディアが報じている。ウルグアイ選手は、家族が襲われていたことを訴えた。
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米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「ダルウィン・ヌニェスらウルグアイ代表複数選手が、シャーロットでのコパ・アメリカ準決勝敗戦後にファンと乱闘」との見出しでこの出来事を報じた。
記事によると、バンク・オブ・アメリカ・スタジアムでの試合に敗れたウルグアイ代表の複数選手が、コロンビア人サポーターのいるスタンドに侵入。乱闘騒ぎを起こしたという。記事では「ウルグアイ代表選手に向かってスタンドから飲み物が投げられたこと」がきっかけであったと説明している。
関与した選手としてFWダルウィン・ヌニェス、DFロナルド・アラウホ、MFエミリアーノ・マルティネスの名前が伝えられており、南米サッカー連盟は現在のところ声明を出していないが、記事によると「当該選手は出場停止が科される見込み」とされている。
スタンドでもみくちゃになる写真と動画を公開した米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門インスタグラムには、海外ファンから「暴力が起こらないことを願いたい」「欧州でも南米でも国際大会で多くの暴力が見られた。正気の沙汰ではない」「アメリカはコパ・アメリカの下品な行動への準備ができていなかった」「ウルグアイ代表は負けて平和に帰国するということができなかった」などと驚いた様子のコメントが集まった。
その後、米スポーツ専門局「FOXサッカー」はウルグアイ代表のホセ・マリア・ヒメネスのインタビュー内容を報道。「気を付けてくれ、家族たちがスタンドにいるんだ。彼らは我々の家族を攻撃したんだ。一部のコロンビアファンだ」と原因がコロンビアファンにあったと訴えかけている。
ヒメネスは「これが収束しなければ大災害だ。我々の家族が危険にさらされているんだ。我々は今すぐにでもスタンドを上り、愛する人、生まれたての子供を救助しなければならない」と家族の危機に行動したと説明。「我々の家族は1.2杯のアルコールを摂取した、酒の飲み方も知らないようなやつに危険にさらされているんだ」と怒りの声を上げていた。
(THE ANSWER編集部)