「下着は透視できない」 女子バレー日本が着用予定、選手を守るユニホームに注目 陸上も25%軽量化
パリ五輪開幕までいよいよ残り2週間。日の丸を背負う選手たちの活躍に期待が集まる中、ここでは海外から注目される日本製品を紹介。今回は着用されるユニホーム。バレーボールや陸 上で、選手を守り、活躍の後押しをする工夫がなされている。
パリ五輪まで2週間、日本製品に注目
パリ五輪開幕までいよいよ残り2週間。日の丸を背負う選手たちの活躍に期待が集まる中、ここでは海外から注目される日本製品を紹介。今回は着用されるユニホーム。バレーボールや陸 上で、選手を守り、活躍の後押しをする工夫がなされている。
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米ニュースサイト「ビジネス・インサイダー」が注目したのは、選手を盗撮被害から守るミズノ製ユニホームだった。バレーボールなどで日本代表選手たちが着用予定だとし、「最新のイノベーションがパリ五輪にやってくる。気味の悪い者が赤外線カメラで透視できないユニホームだ」と記事でも注目していた。
ミズノが開発したのは生地に「赤外線防透け」の特長を備えたもの。近年では撮影機器の高性能化に伴い、赤外線カメラによるユニホームの内側の下着や体まで盗撮される被害が問題となっている。同社公式サイトによると、機能性材料に精通している住友金属鉱山株式会社、複合材料技術に精通している共同印刷株式会社とともに、スポーツウェアとして必要なストレッチ性などの基本性能を備えた一着を作り上げたとされている。
「ビジネス・インサイダー」の記事では「赤外線を吸収する生地により、アスリートの下着や体は赤外線カメラで透視できない」とされており、「ミズノは、アスリートの不名誉な写真が盗撮者によりポルノサイトで投稿され、拡散されるトレンドに対抗するため特別にデザインした」と伝えられていた。
また、アシックスジャパンから発表された陸 上の公式ユニホームは「パフォーマンスとサステナビリティの両立」をコンセプトとし、軽量性、通気性、持続可能性を柱に開発されている。21年東京五輪から約25%の軽量化を実現。重量はわずか46グラムになったという。
通気性アップで汗による重量増加も最低限に抑制。オーセンティックモデルは10日から同社オンラインストア、全国のスポーツ用品店で発売される。
(THE ANSWER編集部)