バスケ日本の足元に隠された代表落選組の魂 36歳吉田亜沙美「全てのメンバーと五輪金メダルに」
世界ランク9位のバスケットボール女子日本代表は6日、東京・有明アリーナで同26位ニュージーランドとの国際強化試合に92-50で勝利した。125-57だった4日に続く連勝。パリ五輪に向けた国内最後の試合を終え、欧州遠征に向かう。最年長36歳の吉田亜沙美は、代表落選した選手らへの想いをシューズに込めた。
三井不動産カップ(東京大会)
世界ランク9位のバスケットボール女子日本代表は6日、東京・有明アリーナで同26位ニュージーランドとの国際強化試合に92-50で勝利した。125-57だった4日に続く連勝。パリ五輪に向けた国内最後の試合を終え、欧州遠征に向かう。最年長36歳の吉田亜沙美は、代表落選した選手らへの想いをシューズに込めた。
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強い覚悟を足元に記した。吉田のバッシュのサイド部分。左足には「#4」など5人分、右足にも同様に5人分ある。代表入りできなかった選手の背番号だ。「テミ」「ウチェ」の名前も。「全てのメンバーとともに金メダルに向かっていく」。そんな魂を込め、ペンを走らせた。
日本は2月の最終予選(OQT)でパリ五輪出場を決め、5月6日から第1次強化合宿を開始。候補選手は23人だった。さらにサポート選手として、国内のWリーグで活躍するジョシュア・ンフォンノボン・テミトペとイゾジェ・ウチェが参加。最終的に12人に絞られ、吉田は「代表合宿の一番最初のメンバーが今大会のメンバー。テミとウチェもシーズンオフにもかかわらず、全力で私たちの練習相手になってくれた」と感謝した。
試合は第1クォーター残り2分17秒から途中出場。馬瓜エブリンへのノールックロングパスで得点を演出するなど、10分で3アシスト1リバウンドを記録。ベンチでも大きな声を出し続けた。
(THE ANSWER編集部)