ミネベアミツミレディス

　女子ゴルフの国内ツアー・ミネベアミツミレディス（北海道・真駒内CC空沼C、6667ヤード、パー72）でホールインワンを達成した堀琴音（ダイセル）に粋な計らいが待っていた。本人が感激とともに自身のインスタグラムで明かしている。

　5日に行われた第2ラウンド、164ヤードの14番パー3だった。4Uできれいに振り抜かれた堀のボールはグリーンのピンそばに着弾。2バウンドしてピンを直撃すると、そのままボールは真下に落ち、カコーンと乾いたカップ音が響いた。近くのギャラリーから「ウォー」と大歓声。ティーグラウンドの堀は一瞬、何が起こったかわからず、キョトンと静止していたが、5秒遅れてエースだと分かると、「やったー！」と声を上げてバンザイ。同伴者やキャディーと笑顔でハイタッチした。

　ツアーでは自身8年ぶり2度目の快挙に、本人は「入ったのが見えなくて、ギャラリーさんの反応でわかりました」と振り返ったが、自身のインスタグラムでストーリー機能を使い、1枚の写真をアップ。それは「祝!!　ホールインワン達成!!」と書かれたメッセージカードだ。「札幌でのホールインワン達成　我々もとても嬉しく思います!!　さらなるご活躍を!!」とづつられている。

　堀は「ホテルに着いたらホテルの人からもお祝いが　嬉しい」と紹介しており、宿泊するホテルのスタッフからプレゼントされたようだ。一夜明けた6日の第3ラウンドは3バーディー、4ボギーの73でスコアを1つ落とし、通算5アンダーの15位タイで最終日を迎える。