1次リーグ第2戦のアンダーソン戦を英メディアがプレビュー

　男子テニスのツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」（英ロンドン）は11日（日本時間12日）、1次リーグ初戦が行われ、世界ランク9位の錦織圭（日清食品）が同3位のロジャー・フェデラー（スイス）にストレート勝ちし、突破に前進した。第2戦は13日（日本時間午後11時開始）に同6位ケビン・アンダーソン（南アフリカ）と対戦する。過去5勝3敗と勝ち越しているが、3敗中2敗が今シーズン。両者共に勝てば準決勝進出へ大きく近づく一戦を、英メディアが展望している。

　フェデラーを相手に粘り強く戦い抜き、金星を手にした錦織。勢いに乗るが、次戦の相手アンダーソンもまた強敵だ。同様に初戦でドミニク・ティエム（オーストリア）をストレートで破ってきた。

　英専門メディア「ライブテニス」は「ニシコリとアンダーソンがグループレイトン・ヒューイットをリードする」と題して連勝を狙う両者の試合をクローズアップしている。

　アンダーソンは身長203センチのビッグサーバー。錦織とは全くタイプが違うが、実力は接近している。「大きな大会では3度目の対戦となる両者。アンダーソンはウィーン・オープンでニシコリを下したが、パリ・マスターズでは日本人がリベンジを果たした」と紹介している。