バレー日本戦で生まれた異例の光景 客席の海外ファンが「日本応援してくれるの好き」感激の声
バレーボールのネーションズリーグ(NL)は29日(日本時間30日)、ポーランド・ウッジで準決勝が行われ、世界ランク2位の日本代表が同3位のスロベニアをセットカウント3-0(25-21、27-25、31-29)で完勝。史上初の決勝進出を決め、銅メダルを獲得した昨年から2年連続のメダルを確定させた。海外の観客が日本に大歓声を送るシーンが見受けられ、ネット上でも「観客が日本を応援しててびっくり」と驚く声が続出した。
ネーションズリーグ
バレーボールのネーションズリーグ(NL)は29日(日本時間30日)、ポーランド・ウッジで準決勝が行われ、世界ランク2位の日本代表が同3位のスロベニアをセットカウント3-0(25-21、27-25、31-29)で完勝。史上初の決勝進出を決め、銅メダルを獲得した昨年から2年連続のメダルを確定させた。海外の観客が日本に大歓声を送るシーンが見受けられ、ネット上でも「観客が日本を応援しててびっくり」と驚く声が続出した。
一進一退の攻防となったスロベニア戦。諦めずにボールに食らいつく日本バレーがポーランドのファンを魅了した。第1セットを25-21で制すると、第2セットの22-23からは50秒にも及ぶ超ロングラリー。石川祐希が最後は決め切り、このセットも27-25で連取した。第3セットもデュースにもつれ込む展開。熱戦の末に、日本が31-29で粘るスロベニアを退けた。
欧州のポーランドで行われた試合だったが、観客席には日本を応援するボードも掲げられた。セットを重ねるにつれ、日本に対する声援も増加。中継を見ていた日本人ファンは異国で広がった異例の光景に感激。X上では様々なコメントが書き込まれた。
「試合が進むにつれて一時ニッポンコールも聞こえてきたし、相手サーブのときにブーイングも飛ぶようになったし、ほんとに試合を通して日本のバレーチームのファンが増えてってる感じがある」
「ほぼポーランド人の観客席が3セット目スタンディングで日本応援してくれてたの嬉しかったな~」
「ポーランドでも日本の人気すごい! 客席赤白ばっかりだった!!!」
「ポーランドの現地客席が日本贔屓が多かったのがいかに日本男子が魅力的なバレーをやってるのかわかる感じでとてもよかった」
「セット終盤、観客が日本を応援しててびっくり!! しかもポーランドで、もうそれが嬉しかった それだけ強くなったってコトだよね」
「ポーランドの会場も最初は『中立的立場ですよ?』みたいな感じだったけど、最後は日本を後押ししてくれて嬉しかったなぁ…」
「3セット目最後はポーランドの観客も総立ちで決まるの応援してくれてる」
「ポーランドの人たち日本応援してくれるの好き」
スロベニアは1次リーグで11勝1敗と好調で1位通過。その1敗をつけたのが、日本だった。再戦で見事に返り討ちにして決勝進出。主要国際大会では金メダルを獲得したミュンヘン五輪以来52年ぶりの快挙に。パリ五輪の前哨戦で歴史的1勝となった。30日(日本時間7月1日)の決勝では同5位のフランスと対戦する。
(THE ANSWER編集部)