敵地ロッキーズ戦

　米大リーグのロッキーズ―ドジャース戦が18日（日本時間19日）にクアーズフィールドで開催された。4-9と5点を追うドジャースが、9回に大逆転。代打ジェイソン・ヘイワードの満塁弾と、テオスカー・ヘルナンデスの逆転3ランで一挙7得点を挙げ、11-9で勝利した。しかし、ヘルナンデスの本塁打の直前の判定を巡り、敗れたロッキーズの選手は激怒。“疑惑の判定”を引き起こした塁審に詰め寄るシーンも見られ、ネットも騒然となった。

　怒りを隠すのは難しかった。ロッキーズは1点差に迫られた9回2死一、二塁のピンチで、4番手ボドニクがヘルナンデスを追い込み、高めの直球で勝負。バットが出たかに思われたが、一塁塁審バークスデール氏はノースイングの判定だった。ロッキーズのブラック監督はベンチから怒りの声を上げ、退場処分に。その直後、ヘルナンデスが逆転の18号3ランをかっ飛ばした。

　ロッキーズ右翼手のジェーク・ケーブは、頭上を越えるヘルナンデスの打球を見送ると、すぐに振り返ってバークスデール塁審を指差しながら激怒。3アウト後にベンチに戻る際も、怒りが収まらない様子で同塁審に詰め寄っていた。

　ドジャース公式X（旧ツイッター）が公開した動画にもケーブが激怒する様子が映っており、ネットは騒然。日本人ファンからは「ライトのケーブも殴りかかるくらいキレてたな」「打ったヘルナンデスはすごいけど、その前のハーフスイングは怪しかったな笑 ライトのケーブもキレてるし」「ロッキーズのライトブチギレてて草」といった驚きの声が上がっている。