左手骨折のベッツ、目を潤ませ沈痛な思い「今はできることない」 158キロ直撃で復帰時期未定
米大リーグ・ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が16日(日本時間17日)、本拠地ロイヤルズ戦の7回の第4打席で左手付近に死球を受け、途中交代となった。しばらくうずくまり悶絶。大谷翔平投手も心配そうに見つめた。チームは3-0で勝利したが、試合後には左手が骨折していることが指揮官から発表された。ベッツ本人は目を潤ませながら悲痛な思いを明かしている。
本拠地ロイヤルズ戦
米大リーグ・ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が16日(日本時間17日)、本拠地ロイヤルズ戦の7回の第4打席で左手付近に死球を受け、途中交代となった。しばらくうずくまり悶絶。大谷翔平投手も心配そうに見つめた。チームは3-0で勝利したが、試合後には左手が骨折していることが指揮官から発表された。ベッツ本人は目を潤ませながら悲痛な思いを明かしている。
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球場がブーイングに包まれた。3-0で迎えた7回2死一塁の場面。2番手右腕アルタビラの97.9マイル(約157.6キロ)のフォーシームがベッツを襲った。左手首付近に当たり、ベッツは悶絶。しばらくうずくまり、次打者の大谷も心配そうに見つめた。ロハスが代走に出され、無念の途中交代となった。
米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は、試合後番組で取材に応じるベッツの映像を公開。ロッカールームで質問に答えるベッツの目は潤んでいるようにも見える。「痛かった。残念なことに折れてしまったが、今は何もできることはない」と悲痛な思いを明かし、「仲間を応援する以外には休むしかない。治った時には準備できているように」と見通しを語った。
死球を受けた場面については「特に優れたスライダーを持っている相手には恐れずに踏み込まないといけない。内角高めに来て、残念なことに手に当たってしまった」と振り返った。今後については「明日医者に診てもらう。そうすればもう少し分かるだろう。でも今は、癒えるのを待つだけだ」と淡々と話した。
同局はデーブ・ロバーツ監督の会見も放送。指揮官は「骨折だった。復帰時期はわからない。左手だ。手術はない」とベッツの状況を説明した。今季ここまで打率.304、10本塁打、OPS.893を記録している不動のリードオフマンを襲ったアクシデント。ロバーツ監督は「大きな痛手だ。ムーキーのことが本当に気の毒だ」とため息をついた。不測の事態に、大谷を1番起用する可能性も示唆している。
(THE ANSWER編集部)