女子バレー日本の世界ランク5位以内消滅 米国戦の3-0勝利ならず、パリ五輪で強豪国と同組の可能性【ネーションズリーグ】
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024福岡大会は16日、北九州市の西日本総合展示場で女子第3週が行われ、世界ランク7位の日本は同5位で東京五輪金メダルの米国と対戦。両国ともすでにパリ五輪出場が決定しており、日本は五輪1次リーグの組み合わせで優位になる可能性がある世界ランク5位以内を目指した重要な一戦だったが、第1セット(S)を15-25で落とし、条件である「セットカウント3-0の勝利」を逃した。
買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024福岡大会は16日、北九州市の西日本総合展示場で女子第3週が行われ、世界ランク7位の日本は同5位で東京五輪金メダルの米国と対戦。両国ともすでにパリ五輪出場が決定しており、日本は五輪1次リーグの組み合わせで優位になる可能性がある世界ランク5位以内を目指した重要な一戦だったが、第1セット(S)を15-25で落とし、条件である「セットカウント3-0の勝利」を逃した。
第1Sは劣勢だった。日本は相手の強打を浴び、主導権を握れず。それでも4-7から石川真佑が左手一本でレシーブ。繋がった球を強烈なスパイクで返されたが、今度は右手一本の横っ飛びで上げた。これを主将の古賀紗理那がレフトからズドン。満員の客席を熱狂させた。4連続得点となるセッター岩崎こよみのブロックで8-7。しかし、相手の高さとパワーに苦戦し、15-25で落とした。
日本は6大会連続で五輪切符を獲得。この日の試合前時点では、世界ランク7位でポイントは331.62点、5位の米国と17.48点差だった。逆転できるのはストレート勝ちした場合のみ。3-0で勝った場合、日本時間午後9時30分から香港で行われる同6位・中国―同4位ポーランド戦の結果によって、日本が5位以内に入るかが決まるという条件だった。
パリ五輪前の国内戦はこれが最後。タイ開催のVNLファイナルラウンドは、20日から日本を含む予選上位7か国と開催国の8チームで争われる。
▽パリ五輪の組み合わせ抽選
1次リーグは4チーム×3組。各組上位2チームと3位のうち上位2チームの計8チームが決勝トーナメントに進出する。開催国フランスがA組、世界ランク1位がB組、同2位がC組。以降9チームは3~5位が第2ポット、6~8位が第3ポット、9~11位が第4ポットになる。女子は19日に抽選が行われ、それぞれのポットからA~C組に入るチームを決定。世界ランク5位なら、3、4位の国と同組ならない。
(THE ANSWER編集部)