今永昇太の遊び心が大好評の一方…アメリカ国民へ、米記者から意外な指摘「無配慮の象徴だ」
米大リーグ・カブスの今永昇太投手のジョークが話題を集めている。米記者がロッカールームで発見した遊び心を紹介。米ファンから「本当に面白い」と大好評を博している。
ロッカールームで話題をさらったものとは
米大リーグ・カブスの今永昇太投手のジョークが話題を集めている。米記者がロッカールームで発見した遊び心を紹介。米ファンから「本当に面白い」と大好評を博している。
米イリノイ州地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」のアンディ・マルティネス記者が自身のX(旧ツイッター)で今永のロッカーに「Mike Imanaga 2(マイク・イマナガ2世)」と書かれていることを紹介。その理由は「Mikeは彼がコーヒーを買う時に使う名前」だと説明したという。「Shota」より簡単に伝わるのだそうだ。2世を意味する「2」については「ただカッコいいから」と説明されたと伝えた。
今季の防御率1.96と結果を残しているだけでなく、会見での発言などで米国のファンを増やしている今永。“仮名”を知った米ファンからは「ショウタは本当に面白い」「彼は最高だ」「ショウタはキングだ」「ショウタは2024年にカブスに起こった最高なことなのは間違いない」と喝采が送られていた。
米イリノイ州スポーツ専門局「NBCスポーツ・シカゴ」は「なぜ、ショウタ・イマナガのロッカールームの名前がマイク・イマナガ2世となっているのか」と題した同局のライアン・テイラー記者著名の記事を掲載。「面白くもあるが、イマナガが英語風の名前に変えたことは、この国のアジア系米国人への無知と無配慮を象徴している」と伝えた。
記事では、「アジア系米国人が米国で生活するうえで便利なように、英語風に自分の名前を変えることは決して珍しいことではない。非ネイティブにとっては困ったことだからだ」と説明。「イマナガにとって大したことではないかもしれないし、深く考えてはいなかったかもしれない。イマナガは素晴らしいユーモアのセンスを持っているから」としたうえで、「しかし、彼の経験は、困った体験をしたことのあるアジア系米国人にとっては珍しいことではないのだ」と締めくくっていた。
(THE ANSWER編集部)