米国の超名門・スタンフォード大に進学

　米国の超名門・スタンフォード大に進んだ佐々木麟太郎内野手が11日（日本時間12日）、MLBドラフトリーグのトレントン・サンダーで米国デビュー。3回に豪快な米1号を放つなど5打数2安打3打点をマークした。佐々木の活躍には米大リーグ公式サイトも熱視線。チームを束ねるアドニス・スミス監督の「まるで魔法のようだった」という賞賛コメントを添えて紹介している。

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　海を渡った「怪物」はすでに大きな注目を浴びている。「4番・一塁」で先発出場した佐々木は、3回2死二塁からバットを強振すると、強烈な打球は右翼フェンスを越えていった。MLB公式は動画を引用しながら「日本の怪物ホームランヒッターが米国デビュー戦で本塁打」の見出しで活躍を取り上げた。

　記事では、トレントン・サンダーのアドニス・スミス監督のコメントを紹介。「何か特別なことが起きるのは分かっていた。だから、振り返って（ベンチの）選手たちに『これに見惚れたいんだ』って言ったんだ。次の瞬間、彼はバットを振って、本塁打を放ったんだよ。まるで魔法のようだったね」と興奮気味に賞賛した。

　続く12日（同13日）に行われた試合でももう少しで本塁打かという右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、守備でも内野フライをスライディングキャッチする活躍を見せた佐々木。周囲に広がっていた期待を軽々と超えていったようだ。